渡辺半蔵、服部半蔵といえば、徳川家の”両半蔵”として、
天下に名の知られた勇者である。
渡辺半蔵は、一番槍11度、一番首9度。
片や服部半蔵は、一番槍2度、一番首11度。
互いに堂々たる戦歴である。
そんな渡辺半蔵だが、彼は合戦の前、敵と対峙すると、
鎧が音を立てるほどガタガタと震えていたというのだ。
であるのに合戦が始まると、そんな事など無かったかのように剛強に暴れ回る。
人々はそれが、あたかも別の人間であるかのように見えたと言う。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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