人々はみな、自分の悪を忘れて☆ | げむおた街道をゆく

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徳川秀忠の仰せによると、

「人はただ我が身が他人より劣っていると知って、諸事を慎むべきである。

愚人は蛤の貝の片一方を持ってその対を探し求めている時に、

合わなければ、たちまち怒って持っている貝を捨てる。

 

先程から持っている、貝が劣っているわけでもない。

自身の心の仕業である。

人々はみな自分の悪を忘れて、友を恨み嫉むのだ。」

とのことであった。

この物語りは、阿部備中守(正次)が聞き覚えていたものである。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 将軍後継者、徳川秀忠

 

 

 

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