力強き者☆ | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

細川幽斎は、老後も力強かった。

 

織田常真公(信雄)の所で御能があり、幽斎が訪問した所、
門番が彼を遮った。

 

それでも通ろうとした所、門番は幽斎に向かって竹の枝を振り上げた。

しかし幽斎は、竹の枝とともにこの門番の手を握り、

ひしいだ所、骨が砕け、門番はその後、
湯治をすることになったという。

また和漢の歌詠があって、相国寺より月夜に、丸(松永貞徳)もお供して帰る道すがらに、

牛車のある小路をお通りになったが、

「若き時は車牛の引き置いてあるものに向かって、角を持って後ろに押しやって、

力の程を試してみたものだ。
私は何度も押しやったものだよ。」
 

と物語された。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 当代一流の文化人、細川藤孝

 

 

 

ごきげんよう!