義弘と忠元☆ | げむおた街道をゆく

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新納忠元が、島津義弘に茶を進上したときのこと。
柄にもなく緊張したのであろうか、落ち着きを欠いた進退を見せてしまった。
 

この事を義弘に見咎められると忠元、
「戦場ではこのような無作法、決して致さぬのですが・・・。」
とらしくない言い訳をした。
 

これを聞いた義弘、
「おお、そうだそうだ。茶道の作法とはまことにやかましき物よ。」
と膝を打って笑い、その後は二人して姿勢を崩してお茶をがぶがぶ飲んだとのこと。

島津義弘と新納忠元、文武両道の誉れ高い名将であるが
実は堅苦しいことは二人とも苦手だったらしい。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 親指武蔵・新納忠元、目次

 

 

 

 

 

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