windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。
イベント名:芋汁の話
シナリオ:なし
繰り返し:なし
イベント概要:大久保忠世、井伊直政に芋汁を馳走する。
結果:なし。
条件:発生年月1577年10月一致。
[ 内容 ]
背景表示:包囲網
BGM再生:一陣の風
ある日、井伊直政は大久保忠世の陣中に招かれ、芋汁を振舞われた。
だが、戦場の事であり味噌は糠味噌、具は芋の葉が混ざったものであった。
他の若い武将は芋汁を食べているのに、直政の食は進まない。
大久保忠世 「どうかしたのか?」
井伊直政 「は、醤油はありませんか。」
他の武将 「ここは戦場だというのに、そのような物があるわけなかろう。」
他の武将たちは、口々に直政を非難した。
大久保忠世 「同僚の者たちは皆、同じものを食べている。兵士たちは、このような物でも満足に食べられない。」
大久保忠世 「ましてや、農民たちの中にはもっと苦しい生活をしている者たちもいる。」
大久保忠世 「一軍の将になりたいのであれば、このことを絶対に忘れてはならぬぞ。」
大久保忠世 「そのために、ここへ呼んだのだ。」
新参でありながらも、若くして選抜された直政に対する周囲の目は厳しかった。
これ以後、直政はよりいっそう、自分にも部下にも厳しくなっていくのであった。
以上、「名将言行録」より。
ごきげんよう!