福島家の勇者たち | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。

 

 

 

 

イベント名:福島家の勇者たち

 

シナリオ:なし

繰り返し:なし

イベント概要:福島正則の重臣、大御所・家康に謁見す。

 

結果:なし。

条件:発生年月1620年1月一致。

 

 

 

[ 内容 ]

 

 

背景表示:城下

BGM再生:一陣の風

 

 

家康が大御所の頃、福島家の重臣たちが一同に、家康にお目見えするという事があった。

 

 

背景表示:説得

 

 

勇猛で鳴る福島家。どのような豪傑が来るのかと、家康に仕える小姓たちは噂しあった。

 

ところが、現れたのは、皆年齢以上に歳をとり、ある者は足を引きずり、ある者は片目が無く、ある者は口が裂け、

 

およそ五体満足な者が一人もいない、みすぼらしい人々であった。

 

謁見が終わり、彼らが退出すると、小姓たちは我慢に耐えられなくなったように笑い出した。

 

小姓 「なんだあの満足に戦えそうもない年寄りたちは。あれが福島家の重臣か?」

 

それを聞いた家康は激怒した。

 

徳川家康 「お前たちは本当に情けない者たちだ。勇者を外見でしか判断できないのか?」

 

徳川家康 「あの者たちがいかに戦国乱世を戦ってきて、福島に名を成さしめたか、」

 

徳川家康 「その偉業を成し遂げた才能を、あの姿に見る事が出来ないのか?」

 

小姓たちは、言葉も無かったという。

 

 

背景表示:城下

 

 

後日、福島家が改易された時の事。

 

福島家の広島城退城は、城明け渡しの作法が、あまりにも完璧だったので、天下の評判になった。

 

退城を指揮した主席家老の福島丹波とは、家康に謁見した時、足を引きずっていた男であった。

 

以上、「戦国ちょっといい話・悪い話まとめ」より。

 

 

 

 

 

 

 

ごきげんよう!