秀吉と家康 | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

 

windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。

 

 

 

 

イベント名:秀吉と家康

 

シナリオ:なし

繰り返し:なし

イベント概要:秀吉と家康の人間関係。

 

結果:なし。

条件:発生年月1586年11月一致。

 

 

 

[ 内容 ]

 

背景表示:城下

BGM再生:一陣の風

 

 

秀吉と家康は、主従の間柄ながら、それだけで割り切れない微妙な感情があった。

 

ある時、伏見城下の宇喜多秀家の屋敷で、能の催しがあった。

 

ふと秀吉が、庭に降りようとしたところ、家康が何気なく、秀吉の履物をなおした。

 

これには、流石の大気の秀吉も驚き、

 

豊臣秀吉 「もったいない、徳川殿に履物をなおさせては。」

 

と、言った。

 

この小さな逸話の中に、家康という男が、腹の底はどうあれ、全盛期の秀吉に身を屈して仕えようとする息づかいが聞こえるようだし、

 

一方、最後まで家康に対する遠慮と畏れを捨てきれなかった秀吉の心境の複雑さも、そこはかとなく伝わってくるようである。

 

以上、司馬遼太郎 「関ヶ原」より。

 

 

 

 

 

 

 

ごきげんよう!