隆景の仮病 | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。

 

 

 

 

イベント名:隆景の仮病

 

シナリオ:なし

繰り返し:なし

イベント概要:文禄の役、小早川隆景、仮病す。

 

結果:なし。

条件:発生年月1600年7月一致。

 

 

 

[ 内容 ]

 

 

背景表示:拠点陥落

BGM再生:一陣の風

 

 

文禄の役にて、日本軍が占領した漢城に朝鮮の後ろ盾である明の援軍が迫っていると情報が入った。

 

諸将は漢城を放棄して撤退するか否かで議論を重ねていたが、結論は出なかった。

 

そんな中、小早川隆景は何度軍議に参加するよう求められても仮病を使って断り続けていた。

 

隆景、曰く、

 

小早川隆景 「兵糧がある内にこの様な議論を行っても、皆は「例え石を食らっても漢城に留まるべし!」と強がり、」

 

小早川隆景 「聞く耳を持たないだろう。」

 

隆景はそう考え、兵糧が尽きるのを待っていたのである。

 

そして、頃合いを見て姿を現した隆景は、

 

小早川隆景 「広い漢城を守るには兵が足りず、意地を張って留まり、飢え死にしたり、敵と刺し違えても無益だ。」

 

と説いて撤退を主張。兵糧が尽きつつある事を認識していた諸将がこれに賛成すると、

 

小早川隆景 「ただ引き下がっては明の追撃はかわせまい。私が一戦交えるので、その間に撤退せよ。」

 

と語って明の迎撃に当たり、敵に数万の死者を出すほどの損害を与えた。

 

そして、諸将から「まるで摩利支天のようだ。」と驚嘆されたという。

 

以上、「戦国ちょっといい話・悪い話まとめ」より。

 

 

 

 

 

 

 

ごきげんよう!