総括です。
今まで16回に分けて「国道6号線&常磐線沿線」の
記事を更新しました。
実際に、見たり聞いたりした事で、震災地の現状です。
特に、原発事故の影響は、震災の復旧の
足を引っ張っています。
さて、常磐線ですが、久ノ浜-亘理の区間が
震災の影響と原発事故の影響で運転見合わせに
なっています。現在、原ノ町-相馬-亘理の
区間で代行バスが運転されています。
宮城県・福島県北部方面では、
山下-駒ヶ嶺の区間で線路が津波で流され、
坂元・新地駅が流された状態です。
常磐線ですが、①現在の場所で復旧させる
②国道6号線の東側に線路を移す
③国道6号線の西側に移す
計画があります。JRとしては①の案ですが、
津波被害で沿線の住宅が激減をして、
乗客が少なく、津波の心配があるので
難色を示しています。
現在は、②、③の案で検討されているようですが、
果たして、土地があるのか・・・
国道6号線沿線には、多くの住宅があって
土地取得には困難が考えられます。
お友達は、国道6号線の上に、常磐線を
高架橋という形で建設できないか・・・
と、言っています。
ただ、常磐線を盛土をして「防波堤」の
役目も兼ねたいようで、そうなると
6号線の東側・・・?
常磐線の完全復旧は、原発次第になりますが、
年単位の時間を要すると思います。