宮城県内の常磐線・亘理以南ですが、
津波で甚大な被害を受けて、
現在、運転見合せで相馬駅まで
「バス代行」になっています。
復旧には、新線建設と同じくらいの
規模になりますが、
今朝の宮城県地元紙「河北新報」に
載っていた記事に、「内陸迂回検討」
の文字が見えました。
案として、
1. 被災前よりも内陸に入った国道6号線よりも東側
2. 国道6号線の西側
3. 被災前のルートでも盛り土構造にしてかさ上げをする
の3つの案が出ているそうです。
迂回ルートだと、新たに土地取得の
時間と手間を要します。
今回の震災で、有料道路の
「仙台東部道路」が、かさ上げ
されていたので堤防機能を果たしました。
片側2車線の道路です。
常磐線ですが、かさ上げをして
堤防機能と言っても、単線区間なので
どれだけの役目が果たせるのか疑問ですし、
海から近くあの大津波を防ぐ役割を果たせるのか…?
高度な判断をする事になります。
復旧には年単位の時間を要すると思います。