昨日・8月4日の夜の出来事です。



仕事を終えて、仙台駅に向かいました。

4日は、8009レ(寝台特急 カシオペア号)の運転日です。



下りエスカレーターに乗って仕事帰りの「撮り鉄」

思って、カシオペア号を撮る時の定位置である、

2番線ホームの一番南側向っていました。



そのエスカレータから見えた光景・・・


時間は、8月4日の20時44分頃です。



3番線で列車を待っていた女性が、

突然、動き出して

ふらふらとしながら、線路方向に・・・



そして、ホームから転落しました。



そして・・・



21時05分発の551M・一ノ関行き(701系6両編成)が

入線してきました。



551Mの車両は、もの凄い警笛を鳴らし続けて

いますが、女性は、線路に転落したまま、

起き上がれず、列車は、その女性に接近しています。



列車は急ブレーキをかけています。


あ! 

ぶつかる!!!


列車のスカート部分と

女性の体が接触!!


その直後、列車は停車しました。


その時、一瞬ですが、この場が静まり返りました・・・


その女性の運命は・・・




列車のスカートと呼ばれる部分と女性の体が

接触して、私が見た感じですが50センチ程度

飛ばされた感じでしたが、命に関わるような

大きなケガは無かったです。

ただ、転落した時、列車と接触して飛ばされた時の

ケガの程度は、見た目ではわかりません。

そして、ふらついた原因が、飲酒なのか、

めまい・立ちくらみなのかも、わかりません。



鉄チャンズ2号のいろいろ日記-100805-01
実況見分の様子です。

女性が「車椅子」に乗せられています。


女性は、上の写真の「乗車案内8番」の

看板付近に立っていました。


鉄チャンズ2号のいろいろ日記-100805-02
接触したのは、写真て言うと、車体右側の

スカートの部分です。



早速、事故処理が行われ、それと同時に

救急隊員が来て、その女性は、車椅子に

乗せられて、救急車で病院に向かいました。



転落から接触までの一部始終をエスカレーターから

目撃していました。

エスカレーターに乗っていて、前に人がいて動けず、

何も出来ませんでした。



鉄チャンズ2号のいろいろ日記-100805-03
JR長町駅の「非常停止ボタン」


お友達が、転落を知らせる「非常停止ボタン」

押そうとしたそうですが、その前に、誰かが

ボタンを押しましたが、間に合いませんでした。



列車のスカートが無かったら・・・

おそらく、体は車輪に引き千切られて

半分に切断されたと思います。


列車に付いている「スカート」の大切さを実感した出来事でした。


いつ何時、何が起こるかわからない・・・

それが、率直な感想です。



転落をした女性は、その後どうなったのか・・・?

ケガや体調はどうなったのか・・・

心配です。



帰りの列車で、常備されている「消火器」の

固定している金具が外れているのを発見しました。

私の前で立っていた男性が、どうしたらよいのか

戸惑っていました。そこで、私が、車掌さんを

呼び出して状況を説明して、その後、固定金具は

車掌さんが直してくれました。