昨日、仙台駅から近い某本屋さんに行きました。
最近、あまり良い事がない・・・
ので、何か簡単な「厄除け方法」がないか・・・
と、本を物色しようとしたら・・・
こんな本を見つけました。
「週刊 東洋経済・臨時増刊号」
と、いう本です。
内容は、「鉄道完全究明」と、なっていて、
立ち読みでは読みきれないので、
購入して列車の中・寝る前に熟読しました。
私自身の注目記事は、
鉄道各社の収支実態です。
JR線・私鉄各線・第三セクターから中小の私鉄まで、
の収支状況が載っています。
収支が良い上位5位は・・・
1位 大阪港トランスポートシステム
2位 JR東海 東海道新幹線
3位 JR東日本 山手線
4位 JR東日本 赤羽線
5位 筑波観光鉄道
ワースト5位は・・・
1位 JR東海 名松線
2位 観光鉄道 岡本製作所
3位 第三セクター線 阿佐海岸鉄道
4位 JR東海 参宮線
5位 西武鉄道 西武山口線
と、なっています。
驚くのは、JR北海道・JR四国の全路線が赤字と言う
ショッキングな事が書いていました。
高速道路休日1,000円の影響で、高速道路と
並行している路線の収支悪化が目立っています。
幹線で儲けて、地方路線に還元する・・・
この構図で成り立っている所が多いので、
この先、地方ローカル線の廃止にならないか・・・
と、不安になります。
その事は、新幹線にもリンクします。
12月に開業する「東北新幹線・青森開業」も、
並行する、八戸-青森 が、
「第三セクター 青い森鉄道」に移管されます。
第三セクター線とJR東日本の運賃は別々に
計算される為に、カシオペア号・北斗星の
運賃が値上げされます。
当然の事ながら、旅客運賃もJR時代に
比べて値上がりしますので、交通手段が
「鉄道」しかない人には、同じ区間を
利用しているのに、値上がりになるのは、
チョッと問題があると思います。
同じ、青森県でも、都市部が繁栄して、
過疎地が衰退する・・・
果たして、これで良いのか?
国や県などで、負担軽減と不便さの解消を
早急に望みます。
同じ事が、九州新幹線・西九州ルートで
問題視されていて、建設に影響が出ているようです。
とても、興味のある記事がたくさん載っています。
今回は、チョッと難しい記事になりました・・・