江川は 甲子園で怪物ぶりを如何なく発揮しその年のドラフトの目玉だった。


ドラフトでは阪急が一位指名。巨人希望の江川は大学進学を選び法政大学


に進学した。法政大学でも通算成績2位の47勝をあげて卒業時はまたまた


ドラフトの目玉として今度こそ巨人入団を目指した。江川は巨人にしか行かない


というドラフト前の噂で巨人入り確実と思えましたが巨人の一つ前のチーム


クラウンライターが江川を指名した。ここでも江川は指名拒否して1年の浪人


の道を選んだ。これが良かったのか悪かったのかは本人しか分からない。


ただし、かなりリスクを背負ってしまったのは間違いない。単独での1年間の


練習は想像以上にプロ入りにマイナスになったと思います。それでも巨人入り


目指して翌年のドラフト目指していたところドラフト会議前日に巨人と契約を


交わした俗にいう空白の一日で世間は騒然。結局無効でドラフト会議は巨人


ボイコットという事で江川は阪神が指名。そこで阪神と巨人で前代未聞の


トレードが成立。当時の巨人のエース小林繁と江川の交換トレード。小林は


押しも押されぬ巨人のエース。怪物とはいえプロ未経験の選手。世間は


小林投手が可哀想の声が多くここで江川がヒール役になってしまった。




龍馬の日記


トレードされた年は13勝、前年18勝、前々年18勝と素晴らしい成績です。


阪神にトレードされて22勝と驚きの数字。巨人戦は確か負けなし8勝だと


思います。江川との直接対決はこの年はありませんでした。


   
龍馬の日記   画像  by Google



巨人のエースが巨人の前に立ちはだかってくるようになりました。


江川選手のこの年の成績は9勝とこの年だけ見ればその差は歴然。


江川選手は浪人の影響とペナルティで6月からの出場がマイナス。


翌年から徐々に力を発揮はしますけど。