今朝、夢を見た。災害でここに移住してくる前の都心に住んでいたころの夢だ。
朝起きて満員電車に揺られ、仕事をしてまた満員電車で帰る。ただそれだけの夢だった。最初は好きなことをして好きなものを買うために働いていた。しかし物価が上がり、税金が上がり、給料は減っていくと、貯金はできず、その日暮らしになっていった。
あれだけ真面目に年金や生命保険を払っていたのに、経済が破綻したら全ては無くなった。こんなことになるならお金を使っておけばよかった。しかし、現在のような経済のない世界ではお金があっても買うものがない。
物が溢れている世界では物があることに幸せを感じる。しかし、経済がない世界では物がなくても幸せに生きられるんだ。人間はそれに早く気が付くべきだった。人間の欲により経済的に裕福になると、人間は盲目になり周りが見えなくなる。地球環境や地球の生物を破壊していることに気が付かなくなる。いや、気が付いているのに気が付かないふりをすることもあるんだ。