真夏の朝、私は高尾山6号路の静かな入口に立った。


木々が生い茂る道はひんやりと涼しく、森の奥へと誘うようだった。


途中、小さな沢が顔をのぞかせる。私は靴を脱ぎ、冷たい水にそっと足を入れる。


じんわりと熱が引き、全身がほぐれていく。苔むした岩を越え、水の音に耳を澄ませながら、ゆっくりと沢沿いを歩く。


セミの声と水音だけが響く森の中、時間はどこか遠くに流れていた。


街では味わえない静けさと癒しが、そこに満ちていた。


 


60分以上の軽登山です。




沢歩きがありますですので濡れにくいトレッキングシューズなどを履いてください。

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運が良ければ富士山が見えます



高尾山のご本尊 飯縄大権現


下山はリフトかケーブルカーで