東大寺の大仏造立は聖武天皇によって発願されました。
大仏が造立された奈良時代は朝廷の時代です。
何故、天皇は神道なのに仏教に頼ったのか?
それはWikipediaや奈良市観光協会のHPに書いてあります。
聖武天皇は、政変や反乱などが相次ぐ当時の社会不安を、仏法の力によって解消しようと(鎮護国家思想)、全国に国分寺の創建を推進する一方、大仏造立を発願。 東大寺の本尊として世界最大の金銅仏、盧遮那仏(るしゃなぶつ)の造営が始まり、天平勝宝4年(752年)に開眼法会が盛大に行われました。
(奈良市観光協会HPより)
奈良時代は天然痘の大流行や大地震で大変な時代だったんです。
仏教伝来が538年と言われていますので
大仏造立の752年には天皇からも仏教は信頼されていたんですね。