ポツンと一人住まいになったポストへ届くものといえば
税金と会員の更新とチラシ位。
見慣れないはがき。
病院の緩和ケア病棟から、
最後の時を過ごした妹の存在を覚えていてくれたことが嬉しいですね。
済生会病院という普通の病院で亡くなった父。
妹の方も、移る前の治療に当たった総合病院も、
元気で退院するのが基本の病院では、患者が亡くなるのはタブー?
残り少ない命の妹が転院する時の最後のあいさつ時も
看護師たちの心は入院患者へ向いていたもんね。
エレベーターのドアが閉まるまで、
家族が後ろを向くまで、
待っていて欲しかったね。
優しさをかたむける
ウソでもいい、
こんな言葉を言われたら泣いてしまうだろうな。
一文を、
もし、悲しみの為に日常に目を向けられない時には、
緩和ケア病棟に悲しい気持ちを話せる場所へ
出掛けてみてください。
私達はいつでもお待ちしております。
元気にさせる言葉は、人それぞれだよね。
なんも心に届かない、
みんな大変なんだよ、みんな辛いんだよ!!
みんなって?
誰?
わたしは、
心が闇が満たされないように生きている間は大丈夫よ。
