美深町の山中にある
トロッコ王国。

30年以上まえに廃止になった
美幸線の跡地を利用してます。

15年くらい前に1度行ったきりで
最近どうなのか?
と思い行ってみました。



受付は変わらず。
路線図↓

往復10キロ
40分の体験です。

左上のループ???
どうやら転車台を無くし
ループで自走して方向を変える
画期的?なシステム!

コレは以前は無かったよー
転車台だと時間が掛かるからですね。

トロッコは↓

1番後ろにエンジンが付いて
3列シート。6人は乗れそうですね。

運転するには
運転免許証がないと乗れないです。

なので自動車と同じ様に

アクセルとブレーキがあります。
この状態ではロックされて


レバーの向きを変えるとロックが外れる仕組み。

前走車との間隔を確認しながら


出発!!!

ポイントを渡る時は
振動や揺れも増します。


新緑の中を走る!
もしコレが本当の列車だったら最高のスポットですよねー




時速20キロらしいけど
体感的には
もっと速いですね。

途中には橋もあり


かなりスリリングです。




運が良ければ鹿とかキツネとか動物にも会えますよー

さて
方向転換の場所に到着。

そのまま誘導され




実際の線路では
あり得ないカーブを回ります。

これだけでも体験の価値がある!

息子が言うには
プラレールの気分が味わえます!

トロッコだから出来る技ですねー


コレで来た道を戻り
40分のトロッコは終わり。

さて受付の近くには怪しげな廃車があります。


塗装も無残な
サハネ581です。


ちなみに北海道では過去に走って無く
国鉄末期に青森から札幌に無理矢理持ってきた中間車ばかりの1つ。

結果的には改造とかされず
民間に譲渡され

巡り巡って
この地に来たのです。

でも貴重な車両なんですよー

特急車両だけどボックスシートが並んでいますが


この様になると
3段寝台に変身!

昼間は座席特急
夜は寝台特急で走りました。

寝台定員を増やす為に天井を高くしたり
独特のスタイルが個人的には大好きな車両。

残念ながら
車両システムが複雑だったので
今じゃ全てが廃車になった583系。

縁もゆかりも無い北海道に来てしまい余生を送ってますので

トロッコと一緒に拝んであげて下さいね。