昨日。
隣町の駅前を通りかかると店先に何やら置かれてました。


地方の駅前通りはご多分に洩れず人通りはまばらでシャッターを下ろした店が目立ちます。人口としては9万人居ますが商業圏は郊外の大型店や札幌の都市圏に移ってるのが現実。


駅前通りはお世辞にも活気があるとは言えませんが「何だろう?」と一度は通りすぎた車を後退させると……



ナント



花火のバラ売りですよ


うわ~懐かしいじゃないの。今年の初花火 の時にフト思った事が過ぎります。


私達の乗った車が停まったのを見ると店の中からオバチャンが飛んできておいでおいでと手招きしてます。


息子は一目散に



花チャンの愚痴りんぼ-DVC00020.jpg

なかなか見ることできない光景です。


オバチャン
「お父さん世代には懐かしいしょ?店の中にもたくさんあるから」
と半ば強引?に案内させられました(息子は我先に入ってます)

少し薄暗い店内には煙幕花火とかセット売り花火ではお目にかからない品物が平然と並んでます。


しかも
どれもこれも数十円とワクワクする値段。


結局は
300円程買いました。


オバチャン
「去年の売れ残りだけど」とロケット花火までオマケしてくれました。


息子
「うわ~花火オマケなんて初めてだわ」と満足。


今はバーコードに慣れた商品にオマケの入る余地は無く息子には花火以上に新鮮だったかな。


「お父さんと楽しい夏休みだね」
オバチャンは私達の車を見送りまでしてくれました。

「いや~いっぱい花火あったね」


大型店に押されがちの地元の小さい商店。
売り方一つで客が呼び戻せるのかも。


そう感じました。