震災で被害に遭った方に息子と二人で募金をしようと考えてました。

ただ
息子に「募金」という行為は初めて。

どう説明すれば良いか思案してると北海道新聞

で集められた募金は紙面やネットで氏名と金額が掲載されると知り息子にも「実感」が沸くかな?と思いました。


「こないだの地震で家とか道路が流されたよね。パパと募金しようか?」


息子
「募金?何それ?」

そっかぁ
そこからスタートか…

「んじゃ辞書で調べてみよ~」
と調べました。

「金銭を差し延べて支援する」
と書いてました。


コレだけでは息子には理解しがたいので…


「家とか車とか道路が流されたよね。それを元通りにするにはどうすれば良いかな?」


息子
「車を買ったり家を建てれば良いよね。」

「でも家を建てるのは何千万も必要だし車も同じ。道路はもっと必要だよね。だからみんなでお金を出し合って助け合うんだ。それが「募金」なんだ」

息子
「そっかぁ!で何かするの?」


「お正月に貰ったお年玉あるよね。その中から千円とパパの千円を合わせて募金しようか」


息子
「それじゃ俺のお金無くなるしょ」


息子には今年のお年玉は総額の半分の7000円を手元に残り手付かず状態

息子
「残りの半分はパパは何に使うの?」


ぅぅ痛い所を付いてきたな…墓穴を掘りそうだわ



その時。新聞に新入学の制服の広告が…


「ほらね。見てごらん。中学や高校は制服ってあるんだよ。この金額高いしょ?」
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息子
「うわ~3万とか4万も~高いね」


「そうだよ。だからお年玉の半分は制服とか教科書に使う様にしてパパが残してるんだ」

我ながら素晴らしい展開
(就学前の全てのお年玉は貯蓄してます)


「んで。今回の募金したら新聞にも名前が出るんだ」

と掲載ページを見せると納得してたみたい。

「コレが助け合いの一つみたいだよね」

息子
「そっかぁ!じゃ銀行行こうか」


今回のお年玉。
先月亡くなった「おっきい婆ちゃん」のポチ袋。

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たどたどしい力で
「今年も頼むよ。おっきい婆ちゃんより」と書かれてました。
少ない年金から2000円が入ってました。

そのうちの千円を募金に回した形になります。


なので
この募金は世代を超えた募金活動ですね。


昨日現在
この北海道新聞に寄せられた募金は7000件以上。金額にして2億5000万に上ります。

息子の1000円は小さな金額だけど被災された方々の力になれたら良いかなと振り込みました