今回の葬祭はボリューム満載な出来事でした


21日。
亡くなった婆ちゃんが家に着き葬儀手配をする私に母が
「婆ちゃんの口座から葬儀費用下ろして」と頼まれました。


時間を見計らい銀行に。


帰宅して通帳、印鑑、現金を説明しながら母に渡しました。


「ぅん。残高はコレだね」と母も確認したのも束の間。

電話や接客に追われヘナヘナになりながらの初日は終わりました。

翌朝。
まだ来客が来る前に亡くなった父、姉、祖父様の香典台帳を見るとお寺に支払う「お布施」の金額がマチマチだったので母に聞くと
「そういえば枕経の後に坊さんが金額言ってたね」とメモ紙を取り出しました。


「お布施は昨日下ろしたお金で包もうか」
と私が言うと


「そうだね。早い方が忘れないし」

と言った母の動きが止まりました


まさか……


どこだっけ?。


昨日ここで渡したよね?」


「覚えてるよ。残高も見たし…100万。手に取ったし」


そう。
私が婆ちゃんから引き出した100万が行方不明に


イトコも家宅捜索に加わり
ありとあらゆる場所を捜索するも見つからず


時は既に昼過ぎに…


「仕方ないから私の口座から出して~」と母が訴えてますが……


金額が金額だけに……

昼食後に再び捜索。

人も増え冷蔵庫の中まで捜索。



2階で母の声が
「あった~」と言いながら階段をヘロヘロしながら


「クローゼットの中の黒い鞄に……」

と座り込みながら



消えた100万はメデタク発見されました



さて

無事に湯潅も終わり
お寺に移動
私は早めの夕食を済ませ控室でズボンを着替え座ろうとした時に


ズボンの股がビリッリと鈍い音が


花チャンの愚痴りんぼ-DVC00166.jpg

ナ…ナンだって
ホントは着用状態で写メを考えましたが規制されそうなので辞めました


通夜まで1時間ありません


イトコ達は自分の分しか持って無いし(当然)
ふと実家のクローゼットに亡くなった父の礼服があるのを思い出しました。


まだ間に合う。
でも父のズボンが入るか不明。
もし入ら無かったら…

考えてる暇も無くソッコー実家に

父のズボンを手に取り

息を飲みながらニコニコ


サイズ的に余裕ないけど大丈夫そう……多分。。
でもキツイ。


それでも
再び破ける事も無く葬儀は終わりました。


もし
時間ギリギリで着替えてたら。
そして遠距離での参列だったら



そう考えると今回の二つのハプニングは「不幸中の幸い」でしょうか。