JR北海道より、地元留萌市や増毛町へ廃止提案がされた留萌本線の
留萌駅~増毛駅間の駅を紹介しています。
2回目は2014年6月に訪問した駅を紹介します。
増毛駅の2ツ手前の朱文別駅は片面の板張りホームにプレハブ小屋の
待合室のみの無人駅です。 箸別駅に比べると少し長いホームです。
待合室は木製ベンチが設置されているだけです。
朱文別駅の隣、舎熊駅は片面ホームに貨車駅舎の無人駅です。
ウィキペディアでは貨車駅舎の劣化が激しいと記入されていますが、外
装を補修しているようです。
貨車駅舎の待合室には除雪道具が置かれています。
舎熊駅の隣、信砂駅は片面ホームにプレハブ待合室の無人駅となって
います。 駅の周囲には民家が少し集まっています。
ホームはキハ54の1両編成のみが停車するホームとしては長いものと
なっています。
信砂駅の隣、阿分駅は片面の板張りホームにプレハブ待合室の無人駅
となっています。 板張りホームは箸別駅と同じ程短いものですが、ホーム
へのスロープは少し長くなっています。
駅の周囲には民家が集まり、駅前には小学校もありますが、子供の姿
は見られませんでした。
増毛駅は以前にも「高倉健さんのロケ地駅」でも紹介した駅です。
片面ホームに木造駅舎の無人駅ですが、昔は貨物列車で賑わった広い
駅舎には「留萌本線終着駅」の看板が掲載されています。
駅舎内の待合室には、以前はお蕎麦屋が営業していましたが、現在は
増毛駅の駅前からは増毛町の観光地も多く見られ、木造三階建の旅館
「富田屋」や最北の醸造蔵「國稀酒造」などもあるので、重要な拠点とな
っています。
2回に渡って留萌本線の廃線予定区間の留萌駅~増毛駅間の全駅を
紹介しました。 留萌駅以外は片面ホームの無人駅で、スタフ閉塞区間
なので、廃線予定を言われそうな区間なのが良く判ります。
JR北海道は北海道新幹線の開業により大幅なダイヤ改正を行う期に、
廃線や廃駅の予定を発表していますが、北海道新幹線に乗車して北海
道の鉄道旅を楽しめる箇所を減少させ様としている感じがします。
最終的にどの様になるかは不明ですが、出来る限り廃線・廃駅が少なく
なることを望みますネ。