「北陸おでかけバス」 新駅・改名駅 訪問のテツ旅 | テツ浪人の旅姿

テツ浪人の旅姿

鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2015年5月31日 

 

北陸新幹線の開業より2ヶ月半程経過し、開業熱も落ち着くましたので、

3月14日で変化のあった石川県富山県の駅を訪問します。

  

富山駅

新幹線駅として改装された富山駅ですが、在来線の高架ホーム化工事

が現在も進められています。 4月には在来線の一部ホームが高架

れたホームには初めでの訪問となります。 現在は金沢駅方面行き

車が高架式の島式2線ホームに一部切り欠つ1線の3ホームでの運用と

なっています。切り欠つホームには高山本線の車両が停車しています

福井駅のホームに似ています。

高架化に伴い在来線ホームの直ぐ隣に新幹線ホームが見られます。

富山駅の完全高架化は2018年を予定して工事が進められ、富山地方

鉄道も高架化されます。

現在も直江津駅方面の列車は地上ホームとなっています。 高架化

事が完了すると、富山ライトレール富山地方鉄道市電線が接続され、

富山駅の北口と南口が結ばれることになります。

吊下げ式の駅名標も期間限定となるでしょうネ。

あいの風とやま鉄道の車両は521系を基本としていますが、車両不足

を補うために時折413系で運行されます。 日曜日なので通勤・通学

の乗客は少なく、車内は空いています。

 

北陸おでかけパス」はJR西日本時代から金沢支社エリアのフリーきっ

として2060円で販売されていました。 以前と同じエリアで、北陸本

の第三セクター化されたエリアを含めて2500円と少々値上げされて

発売されました。 休日3日前に購入が必要な点や割引特典など

も引き継がれています。 富山駅からならば金沢駅を往復すれば2500円

以上となりますので、今後は継続して頂きたいフリーきっぷです。

 

高岡駅

高岡駅JR西日本氷見線城端線が接続する駅ですが、あいの風と

やま鉄道の直営管理駅となっています。

非電化の城端線キハ47形の2両編成に乗車します。

北陸新幹線の開業で城端線にも新高岡駅新駅として開業しました。

高岡駅の駅名標も隣の駅名が変更となっています。

 

新高岡駅

高岡駅から新高岡駅迄は3分程度ですが、城端線のダイヤ本数が1時

に1本程度と少ないので、新幹線乗換えに利用するのは少々不便な

感じもします。 城端線新高岡駅は片面ホームにホーム待合室のみ

の無人駅となっていますので、ワンマン列車では運転手側ドアしか開き

ません。 跨線橋は駅の反対側を結ぶ自由通路となっています。

新高岡駅の周囲には大型ショッピングセンターなどもあるので、新幹線

開業に合わせて、城端線の乗客も増えているようです。

北陸新幹線新高岡駅の駅舎も見学しておきました。 待合室には旅行

センターや売店などがあります。
 新幹線改札口の横に駅スタンプが

設置されています。

 
金沢駅

あいの風とやま鉄道よりIRいしかわ鉄道に乗入れ、北陸本線との接続

する金沢駅へと向かいます。 金沢駅東口の鼓門は色々な場面で紹介

されていますので、一度は見たことがあると思いますので、普段は見ら

ない西口を撮影しました。 東口に比べると利用者は少ないと思えま

すが、立派な造りとなっています。 

金沢駅にも新幹線開業後初めての訪問となります。 改札内の乗換え

通路にあった売店の場所に新幹線改札口やトイレなどに改装されてい

ます。 大阪名古屋方面行きの在来線特急が停車していますが、乗

は多くないようです。 

富山より大阪名古屋方面へは金沢駅での乗換えの不便さから、高速

バスの利用者が増加しているようです。

ダイヤ改正前の福井駅行きの521系は2両編成で運行していましたの

車内は満員状態でしたが、現在は4両編成となっていますので、少し

裕がでると思えます。

金沢駅の在来線ホームの駅名標は、JR西日本仕様にIRいしかわ鉄道

のロゴが入っています。

 

北陸本線に乗車し、福井駅方面へと向かいます。

 

能美根上駅

金沢駅から7ツ目能美根上駅は島式ホームを跨線橋で結んだ橋上

となっています。 元の駅名は寺井駅でしたが、新駅舎の完成を基に

駅名が変更となりました。

自由通路式の橋上駅で、東西を結んでいます。 大型エレベーターが

置され自転車での通行も可能となっています。

能美根上駅の駅名は能美市根上町からで、平成の大合併前は能美郡

根上町と呼ばれ、巨人ヤンキースで活躍した松井秀喜さんの出身地と

して知られていました。

駅スタンプは駅事務室で管理されています。

改装前の寺井駅国鉄時代の平屋コンクリート造りの駅舎でした。

島式ホームを地下通路で結んでいて、駅の東西を結ぶ跨線橋は、寺井

とは少し離れて設置されていました。 現在は地下通路も跨線橋も完

全に撤去されています。

駅スタンプのデザインには大きな変化は無く、駅名標だけを変更した様

です。

 

再び金沢駅方面へと戻ります。

 
西金沢駅

金沢駅の隣、西金沢駅で下車します。 島式ホームを跨線橋で結んだ

橋上駅となっていて、駅舎上部には北陸新幹線の高架橋が設置されて

います。 北陸新幹線白山総合車両基地への回送車両が通過して

いきます。

自由通路式の橋上駅となってからは初めて訪問します。 

 

北陸おでかけパス」の範囲外ですが、北陸鉄道石川線の新駅に訪問

するために乗換えます。

  
新西金沢駅

西金沢駅の駅前にある新西金沢駅より北陸鉄道石川線に乗車します。

古い木造駅舎に島式ホームを踏切で結んでいます。

平日は駅員配置駅のようですが、本日は日曜日なので無人化していま

す。 ダイヤの関係で一旦野町駅行の列車に時様者します。

 
野町駅

北陸鉄道石川線の始発駅野町駅で下車します。 片面ホームの有人

バスターミナルも併設しています。

北陸鉄道では「土・日・祝限定 1日フリーエコきっぷ500円を販売し

ています。 有人駅限定の発売なので、野町駅で購入します。

目的地の陽羽里駅迄の片道運賃が350円などの、フリーきっぷを購入

した方がお得です。

 

折返し鶴来駅行に乗車します。

 
陽羽里駅

北陸鉄道石川線3月14日に開業した陽羽里駅で下車します。

片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。 駅前ロータリーやバ

停などは整備されていますが、一部工事中箇所も見られます。

駅の周囲には陽羽里団地として住宅地開発が進められているので、空

地なども多いが、今後金沢市へのベットタウンとして住宅が増えて駅利

用者も増加すると思われます。

 

西金沢駅へ戻り、この後はIRいしかわ鉄道の全駅訪問を行います。