北陸新幹線の開業迄2週間をきりました。 地元富山でも開業気運が
高まっています。
北陸新幹線開業前に新駅が開業しましたので、早速訪問してきました。
北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅は3月14日の開業ですが、接続する
黒部宇奈月温泉駅と道路挟んで地鉄駅前広場として広い駐車場となっ
ていますが、観光バス等の短時間駐車場となるようです。
新黒部駅の駅舎は平屋の小さいものですが、待合室とトイレの設備が
片面ホームで、電鉄黒部駅方面には黒部宇奈月温泉駅の高架ホーム
構内踏切が設置されていて、駅の裏へと結ばれています。 駅裏には
広い無料駐車場が完備されています。 駅前には1日500円の有料駐
車場がありますが、黒部宇奈月温泉駅の周辺には広大な無料駐車場
が設けてありますので、新幹線利用には便利となります。
特急・急行などの全列車が停車する駅ですが、無人駅となっています。
自動券売機などの設置もされていません。 待合室もベンチが8人分と
新黒部駅から黒部宇奈月温泉駅迄は屋根付き通路で結ばれています
が、途中道路を横断する必要があります。
黒部宇奈月温泉駅も工事が終え、開業に向けて内装整備が進められて
いるようです。 JRみどりの窓口でも駅員が作業を行っていました。
駅名標は、列車ダイヤと運賃表に富山地方鉄道路線図を合わせた形式
となっています。 路線図を見ると、滑川駅や新魚津駅の乗換駅は「あい
の風とやま鉄道」の名称が見られます。
地鉄駅前広場には黒部峡谷鉄道の電気機関車とトロッコ車両が静態
保存されています。 ヘッドマークは「祝 北陸新幹線 地鉄新黒部駅
新黒部駅より隣の舌山駅迄乗車しました。
車内の路線案内図にはシールで「新黒部」が貼られています。
舌山駅と長屋駅にも訪問し駅名標を確認しておきました。 両駅とも
全面書き直した駅名標となっています。
新黒部駅には土曜日に訪問したので、新駅開業をニュースなどで知
った人が多く訪れて、新黒部駅を見学しに来ていました。
合わせて黒部宇奈月温泉駅の様子を見ていきますが、地鉄電車に
乗車する人は少ないようです。
北陸新幹線開業後には「あいの風とやま鉄道」ではSuicaなどの交通
系カードの利用ができるようになりますが、富山地方鉄道はICカード化
はされていますが、SuicaやICOCAなどの交通系カードとの相互利用
が出来ないICカードとなっています。
都会から北陸新幹線に乗車し、富山地方鉄道に乗換えた時に誤って利
用されないかが心配なので、ホームや運賃表などに「Suicaなどは使用
出来ない」旨を表示しても良いような気がしました。