北越急行の面白い駅 (第八十五回) | テツ浪人の旅姿

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[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

北陸新幹線の開業により一番影響を受けるのは、北越急行ではない

でしょうか? 

現在は、特急はくたか運行で営業利益を上げる、全国的にも珍しい

第三セクター路線でしたが、北陸新幹線の開業で特急はくたか運行

は廃止となり、普通列車(一部・超快速)のみの運行となります。

今迄は、石川県民富山県民も多く利用する路線でしたが、今後は沿

住民が利用するローカル線となってしまいます。

 

美佐島駅

美佐島駅上越線との接続駅六日町駅より2ツ目の駅です。

地上には民家風の駅舎がありますが、片面ホームは地下トンネルにあ

ります。周囲には民家などは無く、山の合間にある秘境駅174位にラ

ンクされている無人駅です。

美佐島駅のホームは列車通過時の風圧が強いので、普通列車到着

時間外はぶ厚い扉で閉鎖されています。 ホーム入口ドアの前にも待

合室がありますが、特急列車が通過する時には耳を切り裂く様な高い

音に包まれる珍しい体験ができる場所となっています。

特急はくたかの廃止で異様な体験は出来なくなると思っていましたが、

超快速列車が運行されるので、この体験はできるかもしれませんが、

681系では無く、普通列車HK100形を利用しますので、今迄とは異

なった感じになると思いますので、一度は経験しにいきたいです。

地上駅舎部分にも待合室があり、待合室には畳が敷かれ揺ったりと

できる駅です。

 
くびき駅

くびき駅信越本線との接続駅、犀潟駅の隣の駅となります。

駅舎は小さな集落の中にありますが、周囲は水田が広がる田園地帯と

なっています。

くびき駅の特徴は半卵型のドーム型駅舎となっています。

正面からは普通の建物にも見えますが、裏側は目玉にも見えます。

駅舎内は幻想的な内装の待合室となっています。

相対式の高架ホームの駅で、列車交換も行っていますが、今後この駅

での列車交換が必要となるかは不明です。

 

北陸新幹線開業後には特急列車が走らなくなり、営業収支も落ち込む

北越急行ですが、現在内部留保が100億円以上あるとのことなので、

今後は貯金を取り崩していくのでしょう。