「鉄道の楽しみ」で、この駅で食べる駅弁は山陰編です。
山陰本線沿線は日本海に面しているので、駅弁も海の幸が多いのですが、
人口は少なく、交通も不便な地区なので駅弁を販売する駅は少ないです。
(価格は消費税5%時代のものなので、変更されていると思えます)
鳥取駅の高架ホームの下の商店街にアベ鳥取堂の店舗があります。
京都・大阪からの智頭急行「スーパーはくと」が乗入れるので、まだまだ
アベ鳥取堂の代表駅弁です。 寿し飯の上に金糸玉子と蟹の身をちらし
数本の蟹の足の身が乗っています。かに寿しも美味しいのですが、箸休
として入っている、塩昆布と奈良漬を一緒に食べると美味しさが増します。
とっとりの居酒屋 1350円
駅弁の中身はご飯が半分程占めているので、車内でお酒を飲む人には
駅弁を避ける場合も多いと思えます。
しかし、とっとりの居酒屋はおつまみとなる具材が小分けされ、さば寿司
やいか飯の量も多くは無いので、お酒と一緒に購入するのも良いでしょう。
米子駅は伯備線の列車との乗換え駅として、山陰地方の玄関駅となって
います。 最近は境線で境港駅へと乗換える乗客も増えているようです。
うなぎ弁当 920円
米子駅の駅弁は米吾の吾左衛門鮓が有名ですが、押し寿司はあまり
好きではないので、うなぎ弁当を購入しました。
米子駅の隣は安来節で有名な安来駅なので、うなぎが名物だと思います
が、近年はうなぎの減少で駅弁界からも「うなぎ弁当」は見かけなくなりま
した。 2010年に購入しましたが、現在は無くなっていると思えます。
松江駅の高架ホームの下のコンコースに一文字家の販売店があります。
島根県隠岐島で生まれた潮凪牛を使用した駅弁です。 隠岐島を泳いで
渡る牛肉は柔らかいと言われています。 薄切り肉とそぼろ肉をご飯の上
に乗せ、付けたしの野菜が乗っています。
一文字家の駅弁には日本海の蟹を使用した駅弁もあります。
出雲市駅は高架ホームの下にショッピング街があります。 出雲そばの
駅弁としては珍しい「そば」を使った駅弁です。 北海道長万部駅のもりそ
ば弁当とは異なり、カニちらしや天ぷら、焼魚なども入っていて豪華な駅弁
となっています。 駅弁の掛紙も楽しい図柄です。