「JR最長片道きっぷ」の旅では常磐線に入り、いわき駅へと向かいました。
2011年の東日本大震災の影響で不通区間のままとなっている路線に乗車
しています。 原ノ町駅は不通となる前には特急列車も停車する常磐線で
駅舎は大きな「ひさし」を4本の柱でささえいる特色のある駅です。
片面と島式ホームを跨線橋で結んでいます。 留置線も複数あり、震災
前迄は夜間留置も行う大きな構内となっています。
特急列車は運行していませんが、651系の特急列車が移動できずに、
自動改札機も設置され、Suica仙台エリアの南限の駅となっています。
待合室には駅弁も販売する駅そば店とNEWDAYSがありましたが、震災
震災前迄はホームでの駅弁立売も行われていました。
現在も岩城太田駅方面への列車運行は休止中です。 特に福島原発の
影響の大きい区間となっていますので、今後も不通が続くと思える路線
原ノ町駅では駅弁を購入しました。 駅弁は駅そば店も営業し、駅前で
ホテルも経営している丸屋です。 震災後、駅弁・駅そばは休業してい
ましたが、駅そばだけは「立ち食いそば店」として駅前で営業が再開し
ました。
東日本大震災の影響で原ノ町駅には特急列車は通過もしなくなりましが
列車運行も原ノ町駅~相馬駅間のみでの分断された運行です。
常磐線の全線運行が行われ、原ノ町駅に特急列車が停車し、駅弁の
販売が行われれば、復興したと言えるような気がします。