オメガ(Ω)ループの見える駅 (四十四回) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

JR最長片道きっぷ」の旅では、山田線より釜石線へと乗車しました。

東日本大震災の影響で宮古駅釜石駅間は現在も不通区間となって

います。 釜石駅より花巻駅間の釜石線宮沢賢治の『銀河鉄道の夜

のモデルとなった岩手軽便鉄道が前身となった路線です。

 

陸中大橋駅に到着した時には強い雨が降っていたので、駅の撮影には

少々支障がきたしました。

駅舎は無く、ホーム待合室の小屋が建つ駅ですが、ホームの入口には

駅名が記載されたゲートがあります。

駅周囲には山間地で数軒の民家がある程度の寂しい場所です。

島式ホームを踏切で結んでいて、福線には保線用車両が留められてい

ます。 レール横には鉱石積込に利用されたホッパー残っていて、

石運搬で賑わった釜石線の名残となっています。 

小さく狭い待合室ですが、ステンドガラスも取付けられています。

釜石線は「銀河ドリームライン」として全駅名にエスペラント語による

愛称が付けられ、陸中大橋駅は「ミナージョ(鉱石)」となっています。

ホームから山の斜面を見ると、オメガループを通過する列車も見られま

すが、山の木の影に入るので、チョット見難いかも・・・

 

陸中大橋駅の隣には滝観洞の最寄駅の上有住駅もありますので、チョット

観光気分で訪問し、列車の走行する様子を見るのも面白いと思えます。