「JR最長片道きっぷ」の旅では、山田線より釜石線へと乗車しました。
東日本大震災の影響で宮古駅~釜石駅間は現在も不通区間となって
います。 釜石駅より花巻駅間の釜石線は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』
のモデルとなった岩手軽便鉄道が前身となった路線です。
陸中大橋駅に到着した時には強い雨が降っていたので、駅の撮影には
少々支障がきたしました。
駅舎は無く、ホーム待合室の小屋が建つ駅ですが、ホームの入口には
駅名が記載されたゲートがあります。
島式ホームを踏切で結んでいて、福線には保線用車両が留められてい
ます。 レール横には鉱石積込に利用されたホッパーが残っていて、鉱
小さく狭い待合室ですが、ステンドガラスも取付けられています。
釜石線は「銀河ドリームライン」として全駅名にエスペラント語による
愛称が付けられ、陸中大橋駅は「ミナージョ(鉱石)」となっています。
ホームから山の斜面を見ると、オメガループを通過する列車も見られま
すが、山の木の影に入るので、チョット見難いかも・・・
陸中大橋駅の隣には滝観洞の最寄駅の上有住駅もありますので、チョット
観光気分で訪問し、列車の走行する様子を見るのも面白いと思えます。