冬季休業前から到達困難だった駅 (第二十回) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

JR東日本では2012年度より、奥羽本線赤岩駅山田線大志田駅

浅岸駅は、冬季期間は列車が停車しない臨時駅に近い存在となりました。

しかし、山田線大志田駅浅岸駅はそれ以前より列車での訪問が難し

駅でしたので紹介します。

浅岸駅  
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山田線浅岸駅には2009年5月に訪問しています。 片面ホームにホーム待合室のみ

無人駅です。 ホーム対面は山の斜面となっています。
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元はスイッチバック駅だった路線跡が見られます。

駅周辺には民家は見られますが、廃墟のようで住民がいるような感じは無い住宅ばかりです。
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小さな待合室にはベンチがあるだけです。 ダイヤから早朝の盛岡駅行で訪問すると約10時

間、夕方迄列車が停車しませんので、列車到着は困難なのがわかります。

私は17時05分到着の列車で訪問しました。当日は宮古市内で宿泊予定でしたので、次の

19時34分の列車で向うことにしました。
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日没後はホームと待合室の電灯は点灯しますが、駅の周囲は真っ暗となります。

待合室には「熊出没注意」の貼紙もあるので、暗くなってからの周囲の散策は止めて、

ホームを行き来することにしました。

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浅岸駅には夏季であれば夕方の列車で到着することも可能でしたので、駅の姿を写真に

残すことも可能です。

 

大志田駅
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大志田駅には2012年11月に訪問しています。 浅岸駅同様に片面ホームにホーム

待合室のみの無人駅です。 既に日没後ホームと待合室に電灯が点灯しているだけで、

周囲は真っ暗です。 車の音なども無く、草木が風にゆれる音だけの静けさです。

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小さい待合室はベンチがあるだけです。 大志田駅浅岸駅よりも停車列車が少なく

上り列車は朝・夕に1便づつと、下り列車は夕方の1便だけと1日に3便ですので、列車

での到達は困難です。 又夕方の宮古駅行で訪問しても、19時台なので夏季でも日没

訪問となり、明るい大志田駅を見るのも非常に困難です。

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大志田駅も元スイッチバック駅で、引込線のレールも残っています。 11月に訪問したた

か、引込線には除雪車両?が停車していました。 駅前には保安用と思える建物は見え

るがその他に民家などは見えません。(真っ暗なので、ハッキリはしませんが・・・)

20時02分盛岡駅行に乗車しましたので約30分の滞在でしが、待合室には「熊出没

注意と「熊出没日付」が最近の日付の貼紙があり、真っ暗の駅周辺を散策する勇気は無く、

駅前を少し回った程度でした。 

 

冬季期間はホームの除雪作業などが必要となるので、冬季休業となるのは

しかたがないとおもえますが、利用するのがテツの方々だけで、周囲に利用

する地元の住民がいないようなので、今後只見線柿ノ木駅のように、臨時

駅化されないかが心配です。