最も最近に廃駅となった駅 (第七回) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

先日の「北・東パス」のテツ旅で乗車した只見線には、今年3月で廃駅と

なった田子倉駅があります。 今回のテツ旅では田子倉駅通過となりま

したが、2008年には下車していますので、その時の画像を紹介します。

 

小出駅
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2008年8月に「青春18きっぷ」を利用して、自宅より日帰りで田子倉駅へと向かいました。

小出駅より只見線へと乗換えます。 先日下車した時には小出駅は改装されていましたが、

改装前の駅舎には屋根の上にも駅名標が乗っていました。 正面の駅名も平仮名で掲示

されています。

只見線のホームには木造ホーム屋根がありましたが、改装後は撤去されています。

会津若松駅行はキハ40系2両編成は現在と同じですが、行先に会津若松駅は見る事は

できません。
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JR東日本仕様の駅名標もありましたが、上越線ホームには国鉄仕様の駅名標が残って

いましたが、先日訪問した時には、見る限りでは残ってはいませんでした。

只見線の駅名標は楕円形の特徴のある駅名標ですが、改装後はJR東日本仕様に変更

されていいます。

田子倉駅
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田子倉駅は冬季期間の列車は一切停車しない臨時駅で、冬場は駅前の国道も通行止と

なる程の豪雪地帯の山間地の駅です。 夏場の訪問でしたが、車の通行も少なく静かな

駅でした。

駅舎は納屋のような小屋風の駅舎でした。 駅の周囲は民家などは一切無く、秘境駅

しては11位にランクされていました。

田子倉駅は、福島県(東北)の最西端の駅でしたが、廃駅となり只見駅が最西端の駅と

なりました。
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トンネルに挟まれた駅で、積雪が多いことより、ホームもスノーシェイドの中にあります。

駅舎からは階段で結ばれています。 夏場でも涼しいホームでした。
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ダイヤは1日7本でしたが、上下の列車を組合わせれば、訪問も可能な駅でした。

自動券売機や乗車駅証明書発券機なども無い駅です。
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駅名標はJR東日本仕様のものでした。 名所案内は古く錆びていました。

先日通過した時に見る限りでは、両看板ともに撤去されていました。

 

2時間田子倉駅で過ごし、小出駅へと戻りました。

  

大白川駅
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隣の大白川駅で、列車交換を行うために停車しました。 その間に大白川駅を下車し、

駅構内を見てみました。

大白川駅入広瀬村自然活用センターと同居していて、2階には食堂、1階ではお土産

品なども販売しています。

島式ホームを踏切で結んだ無人駅ですが、自動券売機は設置されています。
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大白川駅の駅名標は国鉄仕様のものと、只見線で見られる楕円形型の駅名標が設置

されていました。 先日通過した時には、JR東日本仕様のものに変えられいて、田子倉

駅名は只見駅に変えられていました。

 


冬季期間は全列車が通過し、周囲には民家も無く、田子倉ダムへの観光

客向けの駅となっていましたので、只見町では廃止反対の意見もあったよ

うですが、JR東日本は廃駅を決定しました。

田子倉駅を廃止する事で、大幅な収益改善ができるとは思えませんし、

停車しないこと、ダイヤ改善やスピードアップにつながるような事もないと

思えます。何かこのような駅が残るような、ゆとりが持ちたいですネ。

。゚(T^T)゚。