先日の「北・東パス」のテツ旅で乗車した只見線には、今年3月で廃駅と
なった田子倉駅があります。 今回のテツ旅では田子倉駅は通過となりま
したが、2008年には下車していますので、その時の画像を紹介します。
2008年8月に「青春18きっぷ」を利用して、自宅より日帰りで田子倉駅へと向かいました。
小出駅より只見線へと乗換えます。 先日下車した時には小出駅は改装されていましたが、
改装前の駅舎には屋根の上にも駅名標が乗っていました。 正面の駅名も平仮名で掲示
されています。
只見線のホームには木造ホーム屋根がありましたが、改装後は撤去されています。
会津若松駅行はキハ40系2両編成は現在と同じですが、行先に会津若松駅は見る事は
JR東日本仕様の駅名標もありましたが、上越線ホームには国鉄仕様の駅名標が残って
いましたが、先日訪問した時には、見る限りでは残ってはいませんでした。
只見線の駅名標は楕円形の特徴のある駅名標ですが、改装後はJR東日本仕様に変更
されていいます。
田子倉駅は冬季期間の列車は一切停車しない臨時駅で、冬場は駅前の国道も通行止と
なる程の豪雪地帯の山間地の駅です。 夏場の訪問でしたが、車の通行も少なく静かな
駅でした。
駅舎は納屋のような小屋風の駅舎でした。 駅の周囲は民家などは一切無く、秘境駅と
しては11位にランクされていました。
田子倉駅は、福島県(東北)の最西端の駅でしたが、廃駅となり只見駅が最西端の駅と
トンネルに挟まれた駅で、積雪が多いことより、ホームもスノーシェイドの中にあります。
駅舎からは階段で結ばれています。 夏場でも涼しいホームでした。
ダイヤは1日7本でしたが、上下の列車を組合わせれば、訪問も可能な駅でした。
駅名標はJR東日本仕様のものでした。 名所案内は古く錆びていました。
先日通過した時に見る限りでは、両看板ともに撤去されていました。
約2時間田子倉駅で過ごし、小出駅へと戻りました。
隣の大白川駅で、列車交換を行うために停車しました。 その間に大白川駅を下車し、
駅構内を見てみました。
大白川駅は入広瀬村自然活用センターと同居していて、2階には食堂、1階ではお土産
品なども販売しています。
島式ホームを踏切で結んだ無人駅ですが、自動券売機は設置されています。
大白川駅の駅名標は国鉄仕様のものと、只見線で見られる楕円形型の駅名標が設置
されていました。 先日通過した時には、JR東日本仕様のものに変えられいて、田子倉
駅の駅名は只見駅に変えられていました。
冬季期間は全列車が通過し、周囲には民家も無く、田子倉ダムへの観光
客向けの駅となっていましたので、只見町では廃止反対の意見もあったよ
うですが、JR東日本は廃駅を決定しました。
田子倉駅を廃止する事で、大幅な収益改善ができるとは思えませんし、
停車しないことで、ダイヤ改善やスピードアップにつながるような事もないと
思えます。何かこのような駅が残るような、ゆとりが持ちたいですネ。
。゚(T^T)゚。