2013年3月13日
「北海道&東日本パス」も3日目となります。 本日も北海道・函館からの
テツ旅です。 朝から雪ではなく、雨の天候となっています。気温も低くは
ないので、徐々に春が近づいている感じがします。
本日は江差線の未訪問駅を全て訪問することにします。北海道新幹線
開通後は、江差線の木古内駅から五稜郭駅間は第三セクターとして運営
される予定ですので、JR北海道江差線の名称が無くなる前に乗車したい
と思っています。
昨日は列車の遅れで入線するシーンを見る事ができませんでしが、本日は略定刻での
到着となりました。 北海道新幹線開通後も運行すれば良いのですが・・・
06時53分 函館駅 発 江差駅行
昨日と同じくキハ40の1両編成です。
木古内駅の1ツ手前の札苅駅で下車します。 相対式ホームが千鳥式の位置となって
いて、踏切で結ばれています。 小さい駅舎の無人駅です。 駅は集落からは少し
離れているようです。
札苅駅では乗客は私以外には2名います。 キハ40系2両編成の車内は空いています。
泉沢駅は島式ホームと片面ホームを跨線橋で結んだ委託駅です。 駅舎は札苅駅と同じ
ような形式ですが、待合室は少し狭く感じます。 駅前には集落があり海岸線も見えます。
泉沢駅には委託駅員の方がおられました。 待合室で休んでいると、お茶を出して頂き、
お話をしました。
泉沢駅の委託駅員は、元国鉄マンで退職後JR委託駅長として、泉沢駅をご夫婦で
管理されているそうです。 しかし、奥さんが一昨年亡くなられた後は、一人で泉沢駅を
守られているそうです。 冬の寒い日は待合室を暖房で暖め、春になるとホームの花壇に
花を植えられて乗客をお迎えしているそうです。 花の駅として、地元の新聞などでも紹介
されている、名物駅長です。
北海道から出たことが数回しか無いので、北海道新幹線が開通したら、千葉県に住んで
いる、子供や孫の家を訪ねるのを楽しみにしているようです。
江差線が第三セクターになった場合は、委託駅員ができるかは判らないので、それまでは
頑張って、泉沢駅を管理したいとのことでした。
江差線の駅を訪問するならば、泉沢駅をお勧めします。 朝の時間帯ならば委託駅長が
列車のお見送りをしていますヨ。
キハ40系の1両編成です。泉沢駅での乗客は私1人だけです。車内も空いています。
茂辺地駅は片面ホームと島式ホームを自由通路式の跨線橋で結んだ無人駅です。
駅舎は北海道民家風の建物で、広い待合室があります。 駅前には民家が集まって
います。 訪問時には地元の人が駅の清掃・除雪作業後の休憩をとられていたので、
暖房も入れてありました。
江差駅行はキハ40系の2両編成です。 数名の乗客がありました。
釜谷駅は相対式ホームを踏切で結んだ駅で、駅舎は貨車改造の駅舎です。
駅前には民家が集まっています。
貨車改造駅舎の待合室にはストーブが置かれ
委託駅員の切符販売用の机なども置かれています。 私が駅に到着した時には、地元の
女性が集まっていて、サロンのように使用されていました。
キハ40系の1両編成です。 乗客は私1人だけです。 車内も空いています。
江差線の最後の訪問駅は、渡島当別駅です。相対式ホームを跨線橋で結んだ無人駅です。
駅舎は郵便局と同居建物で、近くにトラピスト修道院があることから、形は教会風となって
いると思われます。待合室内にもキリスト像が設置され、ステンドガラスの窓となっています。
待合室に駅スタンプがありましたが、地元の小学生が作成した、手造りのスタンプラリー用で、
トラピスト修道院などの4箇所を巡るスタンプです。
渡島当別駅は、NHKの「JR最長片道切符の旅」で関口知宏氏も下車した駅で、トラピスト
修道院を訪ねてみたいと思っていましたが、雨が降っているので、駅待合室で過ごします。
江差線の全駅乗下車が完了しましたので、JR北海道のテツ旅を終えて、本州のJR東日本
を目指します。
今回のテツ旅で、江差線の全駅乗下車を終えました。 廃線や第三セクター
化の話題がでた事で、今後乗車する方も少しは増えると思いますが、
全駅訪問は難しくとも、江差線の特徴的な駅もありますので、是非とも
下車してください。 北海道的な雰囲気が楽しめると思えますヨ。
午後からは、JR東日本管内へと入りますが、チョットJR北海道に立寄る
かもしれません・・・(* ̄Oノ ̄*)
函館駅の改札前の駅弁販売店で購入しました。 幕の内風の弁当ですが
イカ飯、鰊、鮭、帆立貝、数の子、昆布巻き、ポテトなどの北海道の名品が
一度に楽しめる弁当です。 弁当の中身も良いですが、駅弁の掛紙の
絵柄も素晴らしいと思えます。ランクの高い駅弁です。






















