JRの「青春18きっぷ」とは異なり、私鉄・第三セクターの「フリー乗車券」は
狭い・決められた路線に限定されるので、「フリー乗車券」の金額によっては
お得感が薄く感じられる「フリー乗車券」もあります。
今回は、由利高原鉄道と山形鉄道の2路線は「一日フリー乗車券」を利用して
各駅を巡りましたが、この2路線においても、お得感に差がでていますので、
「フリー乗車券」に関して、少々考えみました・・・・
土・日・祝日限定で、由利高原鉄道・鳥海山ろく線の全路線乗降り自由と
なります。 羽後本荘駅から矢島駅間の普通運賃が580円となっています
ので、往復運賃との差が60円となります。
山形鉄道
土・休日限定で、山形鉄道・フラワー長井線の全路線乗降り自由となります。
赤湯駅から荒砥駅間の普通運賃が750円となっていますので、往復運賃と
の差が500円となります。
「フリー乗車券」は往復乗車運賃より、どの程度お得になっているかが、重要
な点だと思えますので、山形鉄道の「フリー乗車券」のほうが、お得感が強い
と思えます。
「フリー乗車券」の発行は、休日などの乗客増加を目的にしている点もある
と思えますので、往復運賃より安価にしていると思えますが、お得感をだす
には2割以上の値引き価格(往復1000円の運賃ならば800円以下)で
発行してしてほしいと思っています。
全国の私鉄・第三セクターには「フリー乗車券」を発行している鉄道会社も
多いですが、今後も色々な点で比較してみたいと思います。