2011年8月28日
[青春18きっぷ]の旅を一旦休憩し、JR以外の路線への乗車を考え
[ぐんまワンデーパスSP]を利用しての旅を行います。
群馬県内(一部栃木県)のJR(新幹線)・上信電鉄・上毛鉄道・わたらせ
渓谷鉄道・東武鉄道が1日乗り放題で1900円と超お得なきっぷです。
前日に券売機で購入しましたが、当日購入も可能です。
吾妻線の始発に乗車します。吾妻線の起点は渋川駅ですが、高崎駅が始発と
なります。 107系の2両編成です。 ロングシートが少し気になりますが・・・
乗客は非常に少ないです。
終点の大前駅まで乗車しますので、ゆっくりと風景をたのしみます。
7時57分 大前駅 着
吾妻線の終点の大前駅に到着しましす。片面ホームに待合室のみの駅です。
大前駅は2回目の訪問となります。最初に訪問したときは、雪が積もる冬で、
その時には、待合室は無かった思います。 すごく寒かったがおもいだされます。
そして、前回訪問したときは、最初の「JR全路線乗車」が完了した路線・駅です。
(「秘境駅へ行こう」の牛山隆信さんの「JR全路線乗車」も大前駅で完了したようです)
最初の「JR全路線乗車」の時には、乗車するのが一生懸命でしたので、風景など
楽しんでいない点が多かったのですが、今ではゆっくりと路線風景を楽しむ余裕も
大前駅まで下車した乗客は数名でしたが、殆どがテツと思えます。
カメラで駅の風景を撮影しています。 線路が延長されることは無いでしょう・・・
大前駅発のダイヤは薄いので、私同様、テツの方々は折返しの列車に乗車しますが、
地元の方も多く乗車します。
島式ホームの高架ホームの駅です。駅舎は無くホームからの出口は地下通路と
なっています。貨物用と思える側線が多数残っています。
駅前には国道が通っています。
駅前のT字路の交差点は、国道の144号・145号・146号の起点となっています。
3ツの国道の起点が珍しいようで、交差点には[国道三起点の碑]が立っています。
8時57分 羽根尾駅 発 万座・鹿沢口駅行
下り列車の乗車したのは私1人だけ。
但し、乗客は多く感じます。 多くは観光客と感じます。
キハ115(湘南色)のボックスシートに座れました。
片面の高架ホームの有人駅です。特急列車の終着駅で、普通列車の折返し運行も
多いので、ホームに列車が停車しています。
駅名に「・」が入る唯一の駅で知られていますが、下車する人は殆どが観光客。
駅前には広いバス停があり、万座温泉、鹿沢温泉行きが出発します。
近くには飲食店や食堂も見えますが、早い時間のためか閉店しています。
短時間での折返し列車が出発します。 乗客は地元の方が殆どです。
相対式ホームを跨線橋で結ぶ、吾妻線では唯一の木造駅舎の有人駅です。
待合室や出札口も古い形で残っています。建物財産標では昭和18年築となっています。
先日の豪雨の影響があったのか、駅前には土嚢が並んでいます。
民主党政権になって有名となった「八ッ場ダム」が完成すると、ダムの底に沈むことと
なっている川原湯温泉駅です。駅のホームからも、関連工事が進んでいるのが見えます。
次の列車まで1時間余りなので、温泉に入ることはできませんでした。
今度はゆっくりと訪問できたらと思いました。
川原湯温泉駅と岩島駅間の樽沢トンネルは日本一短いトンネルですが、一旦下り
列車に乗車します。
「八ッ場ダム」のニュースに出ていた道路なども車内から見られます。
吾妻渓谷沿いを通過する風光明媚な路線ですが、ダムの底に沈むのかと・・・・。
島式ホームで2階建の立派な駅舎の有人駅です。草津温泉への最寄駅となっていま
すので、特急列車も停車しますし、普通列車の終点となる列車も多いです。
駅舎の1階にはキオスクはあります。2階には待合室やトイレがあり、広い通路を
抜けると、大きなバスターミナルとなっています。
向かう乗客も多く、バスターミナルには立ちそば店やお土産品店があります。
長野原草津口駅の手前では、吾妻線の新路線の工事が進んでいます。
「八ッ場ダム」の工事に関しては、民主党次第で変化があるかもしれませんが、
吾妻線に関しては、新路線で運行されるのも、遠い先のことではないでしょう。
岩島駅と長野原草津口駅間に関しては、廃線の前に再度乗車したいです。
11時29分 長野原草津口駅 発 高崎駅行
長野原草津口駅始発の上り列車で
高崎駅方面へ向かいます。 草津温泉方面からの観光客も多く乗車します。
吾妻線の起点の渋川駅に途中下車します。 島式ホームと片面ホームの有人駅です。
瓦葺の木造駅舎は、古い駅舎風に改装されています。
待合室の横にはコンビニもあります。
13時24分 渋川駅 発 高崎駅行
上越線の高崎駅行きは107系のロングシート
車内は満員ですが、座ることができました・・・。
13時51分 高崎駅 着
吾妻線の旅は終了し、[ぐんまワンデーパスSP]を有効活用すべく、
高崎駅で上信電鉄に乗換えます。
その内容は、後編で・・・・