北海道周遊きっぷの旅 5日目 | テツ浪人の旅姿

テツ浪人の旅姿

鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2011年4月29日


日高本線の始発に乗車するために、苫小牧市内に宿泊しました。

ダイヤが薄いので、多くの駅には訪問が難しい路線です。

 

5時50分 苫小牧駅 発 静内駅行
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日高本線キハ40優駿浪漫の塗装された2両編成です。 

途中の鵡川駅で1両は切離し、苫小牧駅行きとなります。

祝日のためか、苫小牧駅では数名の乗客でしたが、途中の駅からは高校生の乗客が

増えてきました。

 

7時17分 大狩部駅 着
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日高本線では海岸に一番近い駅で、波飛沫もかかる駅なので、木製の防波堤が

設置されています。様似駅の始発列車や、土曜・休日運行の[ホリデー日高]は、

大狩部駅通過していきますので、次の列車までは2時間以上待つことになります。

駅舎は、ブロック造りの待合室で、床は地面をそのままで、木のベンチは傾いています。

  

秘境駅として紹介されていますが、駅の側には国道が通っていて、国道下のトンネルを

抜けると、小さな集落があります。

しかし、国道を走る車の音より、波と海鳥の泣き声の方が大きく聞こえる駅です。

雨が降り、少し寒い駅でした。

 

9時25分 大狩部駅 発 様似駅行
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苫小牧駅発・様似駅行きの始発列車となりますので、車内は観光客と思える乗客が

見受けられます。(テツの雰囲気の乗客も何名かはいます)

 

9時39分 静内駅 着

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苫小牧駅行きの列車との待合わせで、15分程停車します。

静内駅の駅舎は新しくなっています。駅舎内にはバスの待合所も兼ねていて、売店や

駅そば店も入っているので、停車時間で買い物をする乗客も多いです。

時間が少ないので、駅そばを食くすることが出来ませんでした。

 

9時55分 静内駅 発
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苫小牧駅行き先発後に、様似駅行きが出発します。

 

10時49分 絵笛駅 着

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片面ホームにブロック造りの待合室のみの駅ですが、大狩部駅の待合室よりは

綺麗に整理された待合室です。

駅周辺はサラブレット牧場の牧草地となっていますので、周囲には多くのお馬さんが

見れます。

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日高本線の直ぐ横で、サラブレットが草を食べている風景が楽しめます。

子馬が走り回っていますので、将来G1レースの名馬が生まれているかも・・・

 

12時38分 絵笛駅 発 苫小牧駅行
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様似駅を折返してきた車両です。 乗客の中には先程乗車していた乗客が何名か乗って

いますので、日高本線乗りつぶしを行っているのでしょう。

 

12時44分 荻伏駅 着
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絵笛駅の隣駅に立寄ってみます。片面ホームで貨車駅ですが、貨車は綺麗な絵で

塗装されています。 元は広い構内だった感じがします。

小さな町の駅のようで、駅前には旅館やスーパーがありました。

貨車駅には珍しく、貨車内に委託駅員のきっぷ売場の部屋が作られていますが、

今日は祝日なのでお休みしているようです。

 

13時01分 荻伏駅 発 様似駅行
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キハ40優駿浪漫塗装の1両編成です。 車内は空いています。

 

13時36分 様似駅 着
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日高本線の終着駅です。片面ホームに折返し列車が停車しています。

駅舎の外観は10数年前と変化は無いのですが、駅内には観光案内所が入っていました。

切符売場は、JR北海道バスが委託しているようで、記念入場券の販売も行っています。
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様似駅日高本線の終着駅ですが、「北海道周遊きっぷ」はJRバスの乗車も可能

なので、駅前のJRバス乗場から広尾線終着駅の広尾駅まで乗車できます。

途中、えりも岬を通過しますので、観光路線のバスとして乗車する方も多いです。 

様似駅前から少し歩く海岸にでます。 海岸からは襟裳岬も見ることができます。

駅の周囲にはコンビニやドラックストアーなどの商店が多くできています。

 

14時34分 様似駅 発 苫小牧駅行
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約一時間停車し、折返し運転となります。 運転手も休憩に入っています。

途中、静内駅で列車待ちで15分停車します。

 

17時29分 浜田浦駅 着
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片側ホームの待合室のみの駅です。 駅舎側は国道が通っていますので、車の通行が

多いです。 ホーム側は北海道の原野が残っています。 秘境駅としても紹介されて

いますので、駅の周囲には、数軒の工場が見えますが、人家などは見当たりません。

待合室は小さいコンクリート造りで床は土間、木のベンチも倒壊、窓にはガラスなども

無く、風通しはずごく良いです。(夕方なので少し寒いです)

国道にはバス停もありましたがね1日に4本しか停車せず、最終バスは16時でした。

今下車した列車は、浜田浦駅から苫小牧駅へ向かう上り最終列車でした。

新千歳空港への航空機路線なのか、浜田浦駅の上空を何機も通過していきます。

 

18時43分 浜田浦駅 発 様似駅行
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列車を待っていると、国道を歩くキタキツネが見えました。

苫小牧駅の列車が無いので、一旦様似駅行の列車に乗車します。

 

18時47分 鵡川駅 着
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千鳥式ホームで、ホームの真中を渡って駅舎に行きます。

駅舎は新しく、バスの待合室を兼ねています。駅舎内には食堂が入っていますが、

昼間の時間帯だけの営業のようです。 駅前にはコンビニもありました。
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ノーベル化学賞の鈴木教授の出身地が、むかわ町とのことで、駅前や待合室には

看板や号外新聞が掲示されています。

 

19時47分 鵡川駅 発 苫小牧駅行 9分遅
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鵡川駅までに乗車してきた列車が、途中でエゾシカと衝突したとの事で、列車に遅れが

発生しました。 北海道では動物との事故は日常茶飯事のようですが・・・

 

20時15分 苫小牧駅 着

 

本日も苫小牧市内で宿泊します。

日高本線は2回目の乗車となりますが、海岸線と牧場のサラブレットの

風景は素晴らしいと思います。

以前訪問した時には、JR北海道バスを利用して、広尾駅に向かって、

廃線となった広尾線を十勝バスで通過しました。

今度訪問する時は、襟裳岬愛国駅幸福駅にも訪問したいです。