わたらせ渓谷鉄道へ・・・ | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2010年11月19日(金)


18日(木)の深夜より、自家用車で出発し桐生駅へと

向かいました。

本当は、高速料金1000円の土・日に向かえば良いの

ですが、紅葉の時期には混雑が予想されるので、

土日は避け、平日に乗車することとしました。


桐生駅までは、富山から高速道路を利用しても、約4時間

必要ですので、深夜出発し、少し仮眠をして、始発列車に

間に合うようにしました。


桐生駅の近くには、駐車場も何箇所かあるのをネットで

確認しておきました。 24時間固定料金の駐車場は、

料金を気にせずに駐車できますので、よく利用します。


6時頃 桐生駅 到着
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桐生駅は高架駅でとなっていて、JR両毛線わたらせ渓谷

鉄道が乗入れしています。 1階には観光センターなどの

施設があります。(画像は南口です)

ちなみに、わたらせ渓谷鉄道とは第三セクターで、国鉄時代

には、足尾線として運用されていました。


わたらせ渓谷鉄道には、1日フリー切符(1800円)があります。
平日も利用できるので、大変便利です。
桐生駅では、切符の自販機で販売しています。
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自動改札機にも通過が可能な切符です。
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桐生駅の駅名名看板は観光看板です。
ホーム別に絵柄が異なります。
1番ホームの「わたらせ渓谷鉄道」側の看板です。

 

6時39分 桐生駅 出発 (間藤駅行)
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わたらせ渓谷鉄道の車両は、ほぼ同型の同色です。

しかし、ヘッドマークと内装は異なっています。

車内は桐生駅の始発列車ですが、乗客は数名です。

 

6時42分 下新田駅 到着
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桐生駅から下新田駅までは、JR両毛線と並行して

走っています。下新田駅は片側ホームで駅舎も無い

駅ですが、下新田駅の向かい側には、JRの車両

センターがありますので、JRの車両が見えます。

 

7時22分 下新田駅 出発 (大間々駅行)
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1両編成ですが、乗客は少し多くなりましたが

座る事は可能でした。

 

7時29分 運動公園駅 到着
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東武鉄道と接続している相老駅を通過して、

運動公園駅に到着しました。

住宅街の片側ホームの駅舎の無い駅ですが、

駅前には小さい広場があり、桐生市運動公園

すぐ前に見えます。

 

7時54分 運動公園駅 出発 (大間々駅行)
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2両編成です。車内には高校生も多く乗車していましたが

下車する高校生も多く、車内は空きました。

  
7時59分 大間々駅 到着

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有人駅で、古い駅舎をそのまま活用しています。

駅前は広く、駐車場(1日500円)や地場産品の販売

なども行っていました。隣にはローソンもあり便利です。

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わたらせ渓谷鉄道の車両基地にもなっていますので、

多くの車両を見ることができます。

  

8時21分 大間々駅 出発 (間藤駅行き)
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2両編成ですが、乗客は多いのですが、殆どが観光客

と思えます。

また、大間駅からは、女性アテンダントも乗車し、切符

販売の他にも、名所案内やわたらせ渓谷鉄道乗車記念

品の販売なども行っています。

大間駅を出発すると、住宅地から山間・渓谷の風景が

楽しめる車窓となります。

  

8時49分 中野駅 到着 
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山間部の片側ホームの小さな駅です。

寒いためか、ホームは霜が降りていて、滑りました。

地元の人がホームの清掃をされていましたので、

次の列車が来るまで話をして、わたらせ渓谷鉄道

利用状況などを聞きました。

この駅も第三セクターになってから出来た駅なので

ボランティアで清掃しているとのことでした。

  

9時10分 中野駅 出発 (桐生駅行)
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1両編成の列車です。地元の人が多く乗車してます。

 

9時29分 上神梅駅 到着 
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約100年前に建てられた古い木造駅舎です。

有形文化財」に指定されている駅舎です。

駅の周りには、地元の人花を植えて綺麗に

保存されています。

  

9時54分 上神梅駅 出発 (間藤駅行)
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2両編成の列車ですが、観光客で混んでいます。

途中の、水沼駅・花輪駅・神戸駅・通洞駅などの観光

地で、多くの乗客が下車しました。

 

10時57分 間藤駅 到着
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わたらせ渓谷鉄道の終着駅です。

駅舎には地元のコミュニティー施設も併設されてい

ます。駅舎やホームは以前訪問した時に比べると、

整備されて綺麗になっています。

(昔は枯れ草で被われていました)

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宮脇俊三氏の「時刻表2万キロ」で、国鉄全線

乗車の最終区間が、足尾線の間藤駅です。

記念の文章などが、駅舎待合室に掲示して

あります。

しかし、以前訪問時には、駅舎前に案内板が設置して

あったと思いますが、案内板は無くなっていました。

その掲示板を見て、私もJR全線乗車を挑戦する

ことを思い立ったのですが・・・・・

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足尾銅山採掘時には、間藤駅よりさらに線路は

足尾本山駅まで伸びていました。

線路が残っているので、廃線跡を少し歩いて

みました。


11時29分 間藤駅 出発 (桐生駅行)
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約30分程停車して、折返し列車として出発します。

先ほど下車した乗客も、私同様に折返す人が4~5名

います。


11時59分 神戸駅 到着
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神戸」ですが、「ごうど」と読みます。

ここも古い木造駅舎です。駅舎内では地元の人が

名産品などの販売をしています。

ここで下車した理由は・・・
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ホームには「列車レストラン清流」があるからです。

レストラン内の椅子は、客車の座席をそのまま利用

しています。 また、レストランメニュー以外にわたらせ

渓谷鉄道の駅弁も販売しています。

2種類ありますが、「トロッコ弁当」(900円)を購入しました。
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舞茸ごはんに舞茸天ぷらがメインに、煮物・豚カツなども

入っています。


12時57分 神戸駅 出発  (間藤駅行き)

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2両編成ですが、観光客はまだまだ多く乗車しています。

神戸駅を出発し直ぐに「草木トンネル」と入ります。

わたらせ渓谷鉄道では一番長いトンネルで約7分かかります。
トンネルを出ると、鉄橋を渡りますが、ここからは紅葉風景の

ベストポイントとなっていきます。

 

13時27分 足尾駅 到着
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この駅も木造の古い駅舎です。

駅の裏山も紅葉が綺麗な場所です。

トロッコ列車の折返し駅なので、ホーム停車中です。
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駅には多くの団体グループの乗客がいました。

上りのトロッコ列車は、全席自由席なので、団体客と

一般客で混雑しているみたいです。

足尾駅ですが、足尾町の中心地から外れているので、

地元の方は見当たりませんでした。


14時2分 足尾駅 出発  (桐生駅行)

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2両編成ですが、間藤駅が始発なので空いています。


 

14時5分 通洞駅 到着
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有人駅です。片側ホームの古い駅舎ですが、少し

モダンな造りです。 足尾町の中心街の駅なので、

昔は賑わった感じがします。 

ここで下車したのは・・・・
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徒歩5分の「足尾銅山観光」(入坑料800円)へと

向かいました。

ここには、テツの心を振るわせるものが・・・
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足尾銅山坑内へは、トロッコ列車で向かうのです。

よく見ると、このトロッコ列車はアプト式列車です。

大井川鉄道井川線以外でアプト式列車を見たのは

初めてです。遊園地仕様ですが、過去には活用さ

れた車両です。 貴重な経験になるのでは・・・

およそ3分間の乗車です。

その後は、廃坑後の銅山内を見て歩きます。

  

15時40分 通洞駅 出発  (桐生駅行)
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2両編成ですが、観光客も少なくなり、ゆっくりと

座れましたが、神戸駅で団体客が多数乗車したので、

車内は満席、立っている人も出始めました。

  

16時26分 水沼駅 到着

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この駅は無人駅で駅舎も無い駅ですが、上りホーム

には、「水沼温泉センター」があります。

温泉のある駅としては、早い時期に作られた駅です。

当然、一風呂あびる事とします。

入浴料は、一日券を提示すれば、2割引(480円)と

なります。次の上り列車の時間まで1時間30分程

あるので、ゆっくりと入浴できます。

  

18時6分 水沼駅 出発  (桐生駅行)
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1両編成でしたが、乗客は少ないです。

出発時には既に日も落ちて、暗くなっています。

車窓も楽しめないので、本日の乗車は終了と

しました。

  

18時40分 桐生駅 到着

この後、自家用車で自宅へ戻ります。

 

まっすぐ向かえば4時間程で到着なのですが、

約5時間かけて高速道を走りました。

その訳は・・・・

富山に入り、インターを下りたのが、0時5分です。

20日(土)に日付が変わり、通行料は1000円

なりました。

 

わたらせ渓谷鉄道の一番良いと思える

紅葉の時期に乗車でき、天候も晴れて

素晴らしい乗車となりました。

今度は、トロッコ列車への乗車も考えて

再訪計画を起ててみたいと思います。