11月6日 長良川鉄道に乗車 | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

長良川鉄道の旅

 

二週間程、[最長片道切符]の旅の整理をしていて、

外出も少なく、鉄道にも乗車しない日々が続きました。

禁断症状ではないですが、無性にテツ旅がしたくなり

前日思いつきで「長良川鉄道」に乗車する事に決定しました。

長良川鉄道ならば、自宅から自家用車で近くへ行けるので、

日帰りが可能なのと、土・日は1日フリー切符があるので、

乗りテツには便利なで・・・・


しかし、始発の5時台から乗車する事にしたので、出発が

午前3時となりました。


自家用車で北陸自動車道 ⇒ 東海北陸道と乗継、

白鳥インターで下り、美濃白鳥駅へ向かいました。

(土曜日なのでETC割引 1000円でした)


長良川鉄道のホームページでは、「駐車場有り」となって

いましたが、見当たらず、近くを巡って、とある場所に

駐車しました。(今後も駐車したいので、場所は秘密)


美濃白鳥駅は、車両保管駅なので、朝一番の列車が

出発するのと、改札駅員も5時30分頃より対応して

いますので、ここで「1日フリーきっぷ」を購入しました。

テツ浪人の旅姿  美濃白鳥駅 正面

日の出前なので、真っ暗でした。
テツ浪人の旅姿  

土・日・祝の限定 大人2000円です。

(以前は1500円だったと思います)


5時50分 美濃白鳥駅 出発 (美濃太田行)

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乗客は私の他には、1人の老人のみ。

徐々に日が昇りだすと、霧がたちこめている路線を

走行していました。 途中で乗車する人も少なく、

車内は混む事がなかったです。


7時18分 関駅 到着
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長良川鉄道の本社と車庫がある駅です。

駅の横には喫茶店と、乗客用の無料駐車場がありました。

駅舎には、国鉄時代の「美濃関駅」の駅名が薄っすらと

残っていました。

以前 名鉄関駅が存在していた跡が残っているので、

その跡地の見学も行いました。

テツ浪人の旅姿  名鉄関駅跡

線路は残っていました。


7時46分 関駅 出発  (湯の洞温泉口駅行)

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土曜日ですが、高校生が多く乗車していましたが、

座る事はでした。


7時58分 美濃市駅 到着 
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島式ホームで、線路下をくぐって改札へ向かいます。

駅舎の一部は喫茶店となっていました。

8時からのモーニングは300円となっていました。
 
美濃市駅から徒歩5分程で、旧 名鉄美濃駅の

駅舎が残っているので、見学に向かいました。

しかし、事前調査不足でした。 開館時間が

9時からとなって、内部見学が出来ず、外観の

写真撮影のみとなってしまいました。
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ピンク色の三角屋根が特徴的です。

再度訪問して、館内見学しようと思いました。


8時19分 美濃市駅 出発 (関駅行)
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名鉄美濃駅の見学が出来ず、美濃市駅へ戻ると、

上り列車の時間だったので、当初予定の列車を

変更して、隣の駅へ向かいました。

(「フリーきっぷ」ならば、乗降り自由なので・・・)


湯の洞温泉口駅が始発の列車なので、乗客は

3名でした。


8時21分 松森駅 到着 
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駅舎の無い、片側ホームの駅です。

周りは、住宅地の駅でした。

 

8時43分 松森駅 出発 (美濃白鳥駅行)
テツ浪人の旅姿

学生も少し乗車していましたが、車内は空いていました。

 

9時21分 深戸駅 到着 
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昔の駅舎が残っていますが、駅には喫茶店が入って

います。喫茶店「ステーション深戸」のモーニングには、

トースト・コーヒー・卵に味噌汁が付いてくるらしいの

ですが、今回は時間の都合で立寄れませんでした。

 

9時45分 深戸駅 出発 (美濃太田駅行)

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車内には、小学生の遠足で20名程が乗車していた

少し混んでいましたが、下車した後は空き始めました。

しかし、関駅を過ぎると、乗客は増えてきました。


10時51分 美濃太田駅 到着 
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長良川鉄道の専用ホームに到着。

JR美濃太田駅と共用駅ですが、駅舎は自由通路型

なので、2階が自由通路。JRは別改札となります。


1年程前に、JR高山線乗車時に美濃太田駅へは

立寄りましたが、それからの外観等には、変化は無い

です。


11時32分 美濃太田駅 出発 (北濃駅行)
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1両の車内は、大変混み始めました。JRから乗り継ぐ人も

多く、郡上八幡方面へ行く人が多いのかと思えました。

出発時間近くになると、駅弁の立売が販売を始めました。

美濃太田駅では、「松茸釜めし」のみの販売でした。

以前に食べたことのある駅弁だったので、今回は購入

しませんでしたが、写真を掲載しました。

美濃市駅で団体の乗客が下車したので、車内は空き

初め、車窓を楽しめるようになってきました。

紅葉には少し早いのかもしれませんが、赤・黄色に色づく

木々が見えました。又 白山の山々にも雪が白く積もり

初冬を感じました。

 

13時35分 北濃駅 到着 
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約2時間をかけて、長良川鉄道、元越美南線の終着駅に

到着しました。 駅舎は昔のままの駅舎です。

駅に併設されていたラーメン店は廃業となっていました。

テツ浪人の旅姿
ホームを下りると、「長良川鉄道終点 北濃駅」の大きな

看板が目に付きます。 線路は少し延びてはいますが、

この駅とJR越美北線(九頭竜湖線)との接続は夢と

終わってしまいました。

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転車台が「登録有形文化財」として保存されています。

昔訪問した時には無かった、説明看板なども設置さ

れていました。(転車台の中には雨水が貯まっていました)

 

14時10分 北濃駅 出発 (美濃太田駅行)

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約30分後に折返して同じ列車が出発します。

美濃白鳥駅との間は、信号器の施設が無く、タブレット

運行されていますので、1車両のみの運行となっています。

乗客を見ると、先ほど下車した乗客が殆ど乗っていま

すので、盲腸駅下車の目的の方が多いのでしょう。

 

14時53分 郡上八幡駅 到着

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郡上踊り有名な郡上八幡の最寄駅ですが、

町までは少し離れています。

駅舎は昔のままの古い駅舎です。トタン屋根なのが

古さを増しています。

ホームにかかっている橋も、全て木造なので、一見

です。
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郡上八幡駅には、「ふるさと鉄道館」として国鉄の越美

南線・長良川鉄道の資料が展示されています。

無料なので時間をつぶすには愉しく見学しました。

 

15時58分 郡上八幡駅 出発 (美濃太田駅行)
テツ浪人の旅姿
郡上八幡駅始発ですが、観光客も多く、座席はほぼうまり

ました。

 


16時26分 みなみ子宝温泉駅 到着
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温泉施設が併設している駅です。 温泉施設が併設して

いる駅は全国にも多いのですが、この施設は長良川鉄道

を利用すれば、入浴料が無料となる点です。

入湯税50円は必要ですが、通常500円が50円で入浴

できます。 当然入浴するために下車しました。

 

ホーム側にも入口があり、そのまま施設に入れます。

温泉でお風呂も大きく、休憩所もありますので、入浴して

次の列車までゆっくりとできます。
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鉄道信号が掲げてあり、列車到着時間にあわせて、点等

するようになっています。

 

尚、11月6日(土)より、降車証明書に日付が入るように

なったみたいです。

乗車当日のみ施設利用が条件となりました。
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以前の降車証明書は、11月18日(木)まで利用が

できますので、持っている方は早々に利用してくだ

さい。

 
17時34分 みなみ子宝温泉駅 出発 (北濃駅行)
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既に日が落ちて暗い中を走ります。車内には5~6名の

乗客です。
 

18時32分 美濃白鳥駅 到着

乗客は、私の他には1名のみ。2人とも美濃白鳥駅

下車してしまい、車内は乗客は0名ですが、北濃駅

向けて出発しました。


自家用車で高速道を利用して、自宅へ戻りました。

 

長良川鉄道は、10数年前に全線乗車して

いましたが、途中の駅に下車したのは、

始めてでした。

古い駅舎がそのまま残っていて、その駅舎を

活用した喫茶店なども多く活用されている、

長良川鉄道ですので、今後も多くの駅を訪問

してみようと思いました。