今日はブログの概要に書いてある「ある日」から四年経ちました。

一応、今年も女房に「今日は何の日だ」って聞いたら、

お袋は昨日の弟君のワンパク相撲の時に、

どうしても４年前のワンパク相撲の時の私のことを思い出してしまうと言っていました。

もう寛解しているんだし、いつまでもこの日を覚えていなくてもいいのにって思うんだけど、

やっぱり寛解になっても薬を毎日飲み続ける日々が続く限りは、この日のことは忘れたくても忘れられないような気がします。

なので、今日の午後にかかってくる電話はあんまり出たくなかったです（今日も午後は会議だったけどね）

先日、こんな記事をみつけました。

やりきれないっす

収入が減り、経済的負担に耐えられずにグリベックの量を減らし、そしてグリベックをやめたら…悪化。

悪化した後はグリベックを飲んでも効かず、もう骨髄移植しか治療方法がないそうだ。

私の場合、女房に「仕事辞めたいなら辞めてもてもいいけど、自分の薬代だけはちゃんと稼ぎなさいよ」とよく言われます(・・；)

高すぎて辞めれないじゃん…

主治医から聞いてはいたけど、グリベックを飲まなくなると再発する可能性があるんですね。

グリベックで「寛解」という定義は主治医の言うとおりなんかおかしい。

「グリベックによって寛解状態を維持している」と言うのが正しいような気がします。

「金の切れ目が縁の切れ目」と言いますが、

「金の切れ目が命の切れ目」という感じですね。

ただ、このような薬で命を永らえるのは自然の摂理に逆らっているんじゃないだろうか？って、たまに思ってしまう時があります。

だって、遺伝子にまで効く薬だよ！医学が発達したからその恩恵を授かっていて嬉しいんだけど、遺伝子まで影響する薬って時々恐ろしく感じる時もあります。

グリベックにより生かされていると思いながら、また家族に支えてもらいながら、

せっかく永らえた命を大事にしていきたいと思っています。

それに治療法があるってことは幸せなことですよね。

あとはお金と副作用だけだ。