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三重苦日記

負け犬・オタク・欝の三重苦を背負った人間の記録

もう2013年12月31日!?

早いッ!!


今年も色々ありましたが、

たくさんの人たちの支えと

ニャンズの笑顔(?)のお蔭で

無事に過ごすことができました。


ありがとうございました!



先週月曜の出来事・・・

あまりにショックでブログに書こうか書くまいか迷ったけど、

少し気分も落ち着いたので書くことにしました。


先週月曜、朝の出勤途中、肢をケガ(?)した鳩が道路に仰向けになって倒れていました。

そこは会社の目の前の細い道路。野生の動物がお腹を出しているのは致命的ですから、きっともう死んでしまっているのだろうと思って近づいてみると、肢以外はいたって元気、真ん丸の眼をパチパチさせながらクルクルと鳴いていました。

幸い、会社の目の前には動物病院と公園がありました。

その公園にはまるで鳥かごのように細い枝が張り巡らされた背の低い木があり、そこに鳩を移動しました。

鳩にこんなにしっかり触ったのは初めて。丸くて、フワフワして、暖かかった。人間に触られたら嫌がって暴れるかな、と心配したけれど、その鳩はとても大人しく、でも不安そうに「どこに連れて行くの?」という表情で首を伸ばして私が歩く先を確かめていました。

お腹を出すのは危険なので、うつぶせになるように鳩を置いたところ、やはり肢が痛むらしく、羽を広げて体を回転させ、また仰向けになってしまいました。安全のためにもっと奥深い場所に鳩を入れてあげたかったのだけど、枝が棘のようになっているので手をそこまで伸ばすことができませんでした。

でも、枝に守られた場所に身を置いた鳩は少し安心した表情をしたので、すぐに自分は会社に荷物を置いて、動物病院の職員の人が来るのを待つことにしました。


これが、私の最大の後悔になろうとは・・・


動物病院の受付(看護師?)の人が見えたので、肢に怪我をした鳩がいることを説明したところ、驚きの応えが返ってきました。


「野生の世界は弱肉強食ですから、そのままにしておく方が良いと思います。私もどうすればいいか分かりません。勉強不足で申し訳ございません。」


(°Д°)ハァ?


私が呆気にとられていると、

「どうしても気になるのであれば行政に連絡しては如何ですか?」

一方的にまくしたてられ、何も言い返すことができませんでした。



仕方なく、都の鳥獣保護管理担当に連絡したところ・・・


「そのまま見守ってあげてください」



(°Д°)見守る?



かなり粘りましたが「鳩は数が多いので・・・」とか理屈にならない理屈で話にならない。いっそのこと「鳩は珍しい動物じゃないから助けたくないんです!」と言ってくれた方がスッキリする。変にカッコつけるなよ。



彼らの理屈からすると、以下の結論になる。

①この世は弱肉強食なのだから、社会的弱者は助ける必要なし!

②人間は数が多いので生きる価値なし!


私は今後、高齢者やケガ人に電車で席を譲るのはやめることにしました。

この世は弱肉強食なのだからそのまま見守ることにします。



お昼時間に会社のPCで検索したら、会社から歩いて15分程度のところに鳥を診ている動物病院があり、会社の終業とともにその鳩を連れて行く準備をしました。

その間、2時間ごとに公園に鳩の無事を確認しに行っていたのですが・・・


ちょうど15時頃でしょうか・・・

公園へ向かう私の目の前を、赤い肉片を咥えたカラスが飛んでいきました。


真っ青になってあの木のところへ走っていくと、小さな羽毛が一面に散乱し、コンクリートのブロックに血痕が付着していました。そして、そこには内臓をえぐり取られてお腹が空っぽになった無残な姿がありました。


さっきまで、元気だったのに・・・

さっきまで、命がそこにあったのに・・・


目の前の現実が受け入れられないけれど、せめて、土に還してあげたい・・・とタオルに包んであの木の下に隠してあげました。完全な自己弁護、自己満足とは分かっていたけれど・・・


カラスが憎いのではない。

彼らだって捕食しなければ生きていけない。

もしかしたらあのカラスにはヒナがいるのかもしれない。

たまたま今回はカラスが襲っただけで、時間が違えば猫が襲ったかもしれない。

私が憎いのは、救える命を救えなかった自分と、救う技術と知識がありながら命を見捨てた連中だ。



私がもう少し早く見に行っていれば・・・


私がもっと枝の奥まで身体を入れてあげていれば・・・


そして、あの動物病院と行政が、すぐ近くに鳥を診ている動物病院あることを教えてくれていれば・・・目と鼻の先にあったのに・・・


後悔と恨みは時間を経てなお大きくなるばかりでした。



この出来事を人間専門の医者(犬を飼っている)に話したところ、「自分が飼っている動物じゃないから、治療費を払わずに逃げると思われたんじゃない?」と言われました。言われてみれば、帰りにあの動物病院の前を通ったところ、駐車スペースにはベンツやBMWといった高級外車が並んでいたっけ。


そういえば以前、地域猫の去勢手術をお願いしようとして自宅近所の動物病院を訪ねたら、「野良猫は連れてこないで。患者さんに病気がうつるといけないから」とも言われたな・・・。




あれから一週間が過ぎようとした日曜の早朝8時、いつもは通らないはずなのに、何故かその日に限っていずみちゃんたちのいる公共施設に寄ったところ、前脚にケガをして歩けなくなっているチビ助(7か月位)が!


骨折しているかも・・・

急いで病院へ!・・・と思ったときに、過去の出来事を思い出してしまい、また断られたらどうしよう・・・と動物病院へ連れて行くのを躊躇しました。


でも、病院に連れて行かなければチビ助が・・・このまま歩けなくなったら・・・


ええい、迷っていられるか!断られたら訴えてやる!くらいの勢いで、急いで家に帰ってキャリーケースと車を出し、再びチビ助を連れて愛猫のかかりつけの動物病院へと向かいました。車の中でチビ助は仔猫のように「ミーミー」と助けを呼ぶかのように鳴いていました。ケガを治すためとはいえ、心が痛い。


一応今までの経験から、事前にきちんと説明したうえで対応してもらおうと思い、かかりつけの動物病院の受付の人やたまたま外に出てきた若い獣医さんに、チビ助が外猫であり、ワクチンを打っていないことを説明しました。もう何があっても驚かないし。

そうしたらあっさり「大丈夫ですよ。お名前をお呼びしたら中へ入ってください」と言ってくれました。



(°Д°)何この差?


チビ助にとっては初めて病院。

消毒液の匂いのする無機質な診察台に乗せられ、ブルブルガクガクと震えて、さぞ怖かったろう。看護師のお姉さんもそんなチビ助を優しく撫でてくれていました。

そして、チビ助自身もとっても頑張ってくれました。獣医さんの診察にも、ケガをした前脚を恐怖に震えながらも大人しく出してくれました。

診察の結果、骨に異常はなく、まだ腫れ始めていないので化膿止めの注射さえしておけば後は自然治癒するとのこと。チビ助は化膿止めの注射にも耐えてくれました。100点満点の病院デビューだったと思います。


元の場所に帰ってきたチビ助は、まだびっこを引きながらではありましたがすぐに歩き出しました。

そして振り返って私を見て、「全然怖くなかったんだからね」と強がっているように見えました。


家に帰ったらまだ午前の10時なのに、どーっと疲れが出て、そのまま2時間ほど寝てしまったようです。

午後も何となくだるかったのですが、夜になっていずみちゃんやチビ助に会いに行くと、チビ助は「ごはん~♪」と膝の上にケガをした前脚を乗せて私の顔を覗き込んできました。

てっきりチビ助には嫌われたかなぁと思っていたのですが、今朝のことは忘れてしまったのか、それともケガを治そうと病院に連れて行ったのを理解したのか、いつも通りの甘えん坊に戻っていました。


きっと、猫の神様が、鳩を助けられなかったことを後悔している私に、「今度は助けることができたね」とチャンスを与えてくれたのかもしれません。


先生、ありがとう。

ジブリの「かぐや姫の物語」を観てきました。


やはり、人間は愚かで汚れているんだな・・・

自然と命を敬う心があれば、みんな幸せになれるのにね。



私も最近調子に乗って欲しい物を

欲しいままに買うことが多くなった。

必要なものと欲しい物は違う。

本当は欲しい物なのに、それを必要な物だと

自分に都合のいい言い訳をして買ってしまう。

そんな時は「これだけのお金があれば、

どれだけの被災地の猫たちを救えるだろう?

これから外で厳しい冬を迎える猫たちに

どれだけご飯とハウスをあげられるだろう?」

と思うようにしている。

そうすると、汚れた物欲は綺麗さっぱり消えていく。


お腹いっぱい食べて、暖かいハウスで寝息を

立てている猫の姿を見られることが、私にとって

何にも替え難い幸せだから。