犬漫画の巨匠


高橋よしひろさんは


数々の犬漫画を描かれています。


最も有名な作品が


「白い戦士ヤマト」と

「銀牙ー流れ星銀」です。


秋田県出身の作者だけあって


この2作の主人公は

秋田犬です。


銀牙の場合、犬同士が会話し


読者である人間から見て

犬語が翻訳されているようなもので


さながら人間顔負けの会話です。


犬の世界も

戦いは男の世界といったところか


女は引っ込めみたいな面もあり


同性として

好きな動物漫画の中、玉に瑕すら感じる。


玉に瑕といえば

高橋氏の漫画は


リアルすぎて

血生臭い+グロシーンも。


男犬ばかりの世界にも


極小数ながら


女戦士犬も登場します。


「男の旅立ち」より。
人間の少年、洋一が主人公ですが
ペットの犬の母子とトラも登場。
夏休みに家族でヨットで東南アジア一周に
出かけるが、嵐で難破しアフリカに漂着、
離れ離れになった母を探しに
アフリカの大地をさまよう。
「ロッキー」という名前ですが
メスの秋田犬です。

顔は模様が染められているようです。
上は主人の少年を護るため
銃を持つ白人の大男に襲いかかります。



リカオンにさらわれた子犬のマリン。
ロッキー母さん、リカオンに回転地獄。
ワニが獲物を引き裂く時の
デスロールと同じ技を食らわす。

ロッキーは
子犬のマリンと一緒に
赤ちゃんトラの王(ワン)を育てました。

王も1年でこんなに立派に。
王はオスのベンガルトラ。
初対面の知らない人にも
決して危害を加えない
どころか、2度も見知らぬ人を助ける
優しいトラ。


白い戦士ヤマトより。
闘犬ドラマ。
主人公は白い秋田犬のヤマト




土佐闘犬の青嵐号は
唯一のメスの闘犬。
オスの大戦相手を総なめにした
大横綱。
しかし、リカオンの砂刃羅(サハラ)
と刺し違え、我が子ムサシに
闘犬の生き様を見せ、死す。


銀牙伝説ウィードより

銀の息子、ウィードが活躍。
仲間の住む北海道に
ロシアのサハリンから
約50頭シェパードの軍団が
海を泳ぎ侵略をはかる。

このシェパード達は
元、軍用犬で用無しになり
捨てられた。
凍てつくロシアで食糧もなく生きるための
侵略だ。

しかし、奥羽軍の生き方に、
自分達の過ちを認め、和解し共に生きる。




元、女軍用犬リディア。
巨熊に襲いかかる。


何頭もいるシェパード。
漫画なのであえて女性らしく
淡いカラーのハスキーの
MIX犬ぽく描いたのでしょう。

実際は
メスのシェパードも

この色です。クヴェナ♀

ヨーラ号♀
実際、このように戦う女(犬)も
いるのですから

高橋さん、
戦う女性犬を出して下さい。

銀の孫娘にベラがいるでしょ?
ベラを活躍させて下さい。


画像撮り忘れましたが
他にもサルキー種のクロスも女戦士です。