送電鉄塔の

美しさと


他の建造物に見られない

生き物のような

人間臭さに魅せらせ約40年。


その鉄塔愛は今尚、衰えることは無い。


タイトルの「まるで生き物」

というより


私には「命あるもの」と

擬人化


興味ない方はスルーして下さい。


彼らと触れ合う時は

優しく、労い

心で話しかけます。


■鉄塔達の会話を集めてみました。


私を見つけ

「ん」

「いたーっ
人間さんっ!
おいで。ぼくとあーそーぼっ♪」
↑↑↑
知多火力線22号建替え鉄塔。
2021年、じいじ鉄塔の生まれ変わりで
生まれて間もない頃私と出会い。
毎週土曜日の早朝、私が来るのを楽しみにしている甘えん坊さんです。


「はぁい。私、ママになりました。」
↑↑
左:知多火力東浦線29号お母さん鉄塔
右:知多火力線28号娘鉄塔

このアングルが
まるで木の影からのぞいているようです。


「生まれてきてありがとう。私がママよ。」
↑↑
左:知多火力線31号建替え鉄塔。
母方父であるじいじの生まれ変わり鉄塔。

右:知多火力東浦線32号ママ。

「みんな無事、元気に産まれて
おめでとう♥️🎉🎊」

知多火力線第3期リフレッシュ
建替え鉄塔4基の誕生で
最後に産まれた31号が4基目の誕生で
仲間全員祝福。
2023年2月15日。

その2ヶ月後
左の知多火力東浦線
手前33号パパ、奥の紅白32号ママ
「2人の子供たち(右)、
こんなに立派に成長しました。」


知多火力東浦線、6回線の22号さん
バランスよくとても美人さんです。
脚の塗装が激しく剥がれ下地の鉄が露出しています。

「いつも私の脚を優しく撫でてくれてありがとう。また、電力会社に連絡してくれてありがとう。なんて優しい人間なのあなたは」

と優しく私を見下ろします。


錆びるのは良くないが
今の所は腐食は進んでいないため
5年後あたりに塗装し直すと回答をいただきました。


先頭、東浦北豊田線7号
「俺についてこい」

JR武豊線車内からの撮影で
すこし斜めってしまい
それがまるでボス鉄塔のあとについて
いく仲間に見えました。


「さくらさーん、こっちこっち」

イオン東浦、南駐車場内の東浦北豊田線8号
はっちゃん。

イオンで買い物か、駅前のスーパーか
団地内のスーパーか迷っていたところ
はっちゃんに呼ばれました。


右のグレー:知多火力線27号坊
「ねえパパ、あの人間さんこっち見てる。
来てくれないかなぁ」

左の紅白:知多火力東浦線28号パパ
「あの人間は、さくらさんというんだよ。
僕たち鉄塔が好きで優しい人間だよ。
僕たちの周りが竹や雑草まみれで来づらいんだよ。いつか坊とパパの所に来てくれるよう
祈ろうね。」

昨年、入口を迷いに迷いながら
3回目のリベンジでやっと入口をみつけたものの、自分の背丈を超える枯れ草をかき分けながら、また、道はぬかるみで
ようやくこの親子にたどり着きました。
かなり難易度の高い鉄塔とのかくれんぼでした。




上2枚:東浦北豊田線2号ふうちゃん。
「あなたが私を元気にしてくれたのね。
地主に交渉し来れるようになったのね。
あなたは恩人よ。」

ポツンと竹藪の奥深くにたち、どこか孤立し
物悲しげなふうちゃん。
それもそのはず。
姉妹鉄塔のお姉さん鉄塔が
開閉所を作るため、

解体され中継鉄塔に立替え
られました。

おまけに企業さんの敷地を通らないと
たどり着けず、交渉し了承を得ました。

関係者以外、唯一私を受け入れてくれた
いい鉄塔さん。


東浦北豊田線3号さんちゃん。
「僕、イケメンでしょ」

「まだ行かないで~」
さんちゃんはとても甘えん坊で
私が帰る頃になると延長催促します(笑)

建替えが心配なお母さん鉄塔に
「おふくろー、まだいてくれよな」

幸い、さんちゃんのお母さんの
解体、建替えは今の所
話によれば打止めだそうです。


「今日はうれしかったよ。ありがとう。
また、遊びにきてよ。」
↑↑
東浦北豊田線1号いっちゃん(左)

解体されたふうちゃんのお姉さん鉄塔が
板場所になります。

いっちゃんはふうちゃんの甥っ子。

開閉所の敷地内とばかり思い
近づかなかったけど

開閉所裏の雑木林の中に建っていて
柵に囲まれておらず
はじめて一昨日、訪れました。


東浦北豊田線5号鉄塔ゴウちゃん

「いつも優しくしてくれてありがとう」
と優しく私を見下ろしています。

この5号ゴウちゃんは
はじめて触った鉄塔で
母校中学校そばにあり
最も思い入れの強い子です。

色々救われた事も多く
何故か、導いてくれる。

この日も

夏の雑草の生い茂げ
マムシの出没を警戒し
6月から10月の鉄塔とのふれあいを
お休みしていた所(近くで会うだけ)

この子の所だけ
草が刈られ

ボロボロの
大きくあいた柵も

本来なら去年の初めに補修されるはずが

そのまま、さらに大きく破れ
(私は柵を触っていません)

ゴウちゃんが導いてくれました。

3年前、うつ状態の私に
鉄塔の思い出を呼び戻し

通路の草が刈られ
周囲を竹で目隠しし

大きくあいたボロボロの柵から
私を招いてくれたのです。


↑↑
「さくらさん、さくらさんだよね?
僕だよ、ゴウだよ。
こっちおいでよ」と。

このアングルで
優しく話しかけてくれました。