昭和後半の犬漫画に


動物漫画の巨匠と言っても過言でない

高橋よしひろ先生の


「白い戦士ヤマト」と

「銀牙-流れ星銀」が有名です。


なぜか私は不思議なことに


飼っていた犬ではありませんが


色んな種類のワンちゃんとの

出会いがありました。


その出会いは


竹林だった鉄塔の周辺が整備され

住宅が建ち並び、

只の土手だった明徳寺川沿いも


舗装され、桜並木が植えられ


徳川家康の母、於大の方の生まれ故郷

にちなみ

「於大のみち」と名付けられた

遊歩道に生まれ変わり


これまでこの辺を歩いていたのは


一番よく歩いていたのは


鉄塔好きの自分くらいでしたが(笑)


整備されて、周辺の人口が一気に増えてから


多くの人々の散歩コースや憩いの場となり


犬連れ、もしくはジョギング、ウォーキング

される方々が増え、賑やかになりました。


それまで、私が犬を連れていても

周りが閑散としていたせいか

犬のお友達がいませんでした。


しかし、ひとり、ひとり

すれ違う人に挨拶しているうちに 


いつの間にか

世間話をしたりしているうち


1人、また1人と

ワンちゃんの飼い主さんと知り合い


忘年会、新年会、ドライブを

共にするまでに。


愛犬と鉄塔が

素敵な出会いを与えてくれたのです。


鉄塔がなければ、もっと近い

殺風景な所を散歩していたでしょう。


この遊歩道には

様々な珍しい犬種をみかけました。

(30年近く前なのでこのワンちゃんたちは

 今は天国です。)


ゴールデンレトリーバーのコースケ君
とサルキーのルーキー君。


ゴールデンのコースケ君は
銀牙伝説ウィードに登場の
銀の息子ウィードの友達である
ゴールデンのメルと同じ犬種。
メルは弱虫の泣き虫でしたがウィードに救われ
行動を共にしながら逞しくなっていき、
子犬でありながら成犬のチンピラ犬に果敢にも向かっていきます。
サルキーのルーキー君は
銀牙に登場した
クロスとその息子、ジョージ
(サルキーのクロスとグレートデンのベンとの間に生まれたが外見は母似のサルキー)
と同じ犬種です。
サルキーの毛色は、白、茶、黒、グレーなど
豊富。
ルーキー君は茶。

一緒に写っているのは私で

ゴールデンのコースケ君は一人暮らしの
友人の愛犬で
夜遅いことも多く


サルキーのルーキー君は

老夫婦の愛犬で

丁度奥様が寝たきりになり

中々お散歩ができなくなり

爪がカーブするほど伸び

1日中柵の中に入れっぱなしとのことで


私に時間がある時


自分の犬の散歩の他に

極力時間を見つけ

この2頭も散歩に連れていきました。


コースケ君は遠くから私を見つけると

呼びます。

人間大好きですが


人の足に腰を使うのが玉に瑕でした(笑)


コースケ君は私が連れたり、もう一人

シーズーを飼っていた友人が連れたりしました。


ルーキー君はもの静かで

チャカチャカ尻尾を振る犬ではありませんが

一声「ウオォン」挨拶してくれます。


他の散歩仲間は

大きい犬は引っ張られそうで怖いと

したがりませんでした。




土佐犬タカ号。
私とツーショット。
基本、人に咬まない温厚な子ですが
この子を触れるのは
私とシーズーの飼い主さん
(彼女と私は大型犬平気)
「白い戦士ヤマト」に登場した
土佐犬「無頼号」と同じ犬種。

土佐犬も闘技はさせず愛情もって
子犬の時から人に
可愛がってもらうと優しい犬になります。


うちの近所のグレートピレニーズ
ブラン君。
画像は4歳位の頃。
現在10歳で健在です。

セントバーナードもですが
モフモフで手触り気持ちいいです。

シロクマみたいです。

ピレニーズというと真っ白というイメージですが、グレーが混ざるのはマーキングと呼ばれ
異常ではありません。

子犬の頃から私に撫でてもらってるので
私を見つけるとクンクン鳴いて呼びます。

ブラン君は前を通る車や
お隣や私以外の人には吠えます。

前、中学生がブラン君を挑発していたので

「コラっ、いじめるんじゃないっ!」
言ってやりました。



銀牙伝説ウィードに登場の
グレートピレニーズ「ヒロ」
原産地はフランスですが「ヒロ」は
広島生まれ。なのでヒロ?(笑)
チンピラ犬に親を殺され
気性は激しいがウィードの仲間で
正義感がある。
「いうとんのんじゃい」広島弁炸裂(笑)

ピレニーズといえば
「名犬ジョリィ」

スパイファミリーの
ボンドフォージャー
(足、黒いですが)
がいますね。

オマケ




映画、鉄塔武蔵野線は

この「愛犬の友」1998年3月号の
このページで知りました。

犬が登場する映画、ビデオ販売などの紹介のページで
美晴少年が鉄塔を辿る途中

犬の訓練所の敷地内に建つ鉄塔に
訓練所の人達が昼休みに建物に戻るスキに
忍び込むシーンがあります。

映画紹介の次ページを
1枚めくると

ドッグショーで1席になった
犬の紹介が

この号では

紀州犬「鴨の秋秀号」

遠くに
私のシロのひいおじいさん
「紀郎号」の血をひいています。

古い愛犬の友も
久しぶりに見ると
楽しいです。