20240619  京都食い倒れ | 阿岸鉄三“わたしの視点・視座・視野”

20240619  京都食い倒れ

20240619  京都食い倒れ

 

HKhkhyhHKhkテレビ放送に京都食い倒れレポートというのがあった。普通は、着倒れだから、もじりだろう。私はいつも京都は食べるものの文化の確立された地であると思っている。何を食べてもまず間違いなくおいしい。今から30年位前国際学会で京都に1週間近く滞在したことがある。夜になると懐石料理がご馳走として出てきた。3日食べたら懐石料理に飽きた。妻と一緒に街にー食べ物を探しに出かけた。偶々イタリアン料理に入った。これが大当たりだった。それから見直して京都ではフランス料理を食べたりもした。覚えているのは祇園のちょっと入ったところに普通の表は町家風でありながらフランス料理屋があった。オーナーシェフはオブロンさんといった。何回か通うちにオブロンさんとカウンター越しに話をするようになった。あるとき、普通よくある壁に絵が掛けられているのがここにはないのに気がついた。下手糞だけど俺描いてるよと言ったら持ってくるようにと言われた。今考えると何とも恥ずかしい限りだが、当時はそうも思わず額縁に入れて三枚ほどの絵を東京から運んだ。オブロンさんはしげしげと眺めた結果この店には合わないと言った。当たり前だ。どこの店にも合わない程度のものだった。今考えると赤面の限りだ。中華料理も美味しい。先斗町に入ったところに左側にスタンドのフランス料理屋があった。私は懐石料理などのご馳走に飽きたら先斗町の京都のおばんざいやに入るのが常だった。何を食べても美味しかった。

Original description 20240615