この作品は、原曲は金管8重奏です。(ブレーンより出版)


「花柳」とは、日本の文化の1つと言えるであろう「芸者(色町・花町)」の社会を言います。

 歴史を紐解いてみると、歌や踊りで座を盛り上げる芸者が女性の職業として初めて歴史に登場したのは平安時代(794年)と言われています。
それは「遊女」「白拍子(しらびょうし)」と呼ばれていました。
やがて職乱の世となり白拍子は廃れましたが、再び平和が訪れた江戸時代、歌や踊りで客を楽しませる女性が現れました。

それは京都・八坂神社近くの東山地区。
神社・仏蘭にお参りする人に、お茶やお菓子を振る舞う水茶屋(みずぢゃや)で料理を価がいつしか当時流行り始めた歌舞伎を真似て三味線や踊りを披露するようになりました。
この風習はまもなく江戸にも伝わり「踊り子」と呼ばれるようになりました。
この「踊り子」が芸者の始まりだと言われています。

芸者は、華やかな表舞台で活躍する姿が思い出されますが、その反面縦割り社会であったが故、色々ないざこざや問題もよく起きたそうです。
そんな部分があるからこそ、あの華やかで華麗な舞が生まれ出るのかも知れません。

近年ではS.スピルバーグ監督の映画【SAYURI】が公開され、その影響からか外国人は日本の芸者に対する見方が変わり、今では「憧れの職業」と考えている人も多いそうです。



この作品では、そんな芸者たちの「明」と「暗」を私なりに表現してみました。
前半部分は不安や戸惑いなどの気持ちを、そして後半は艶やかにそして彼に舞う舞妓を表現しています。


○ ウィンドアート出版(レンタル/¥20,000)
この作品は、2006年の吹奏楽コンクール課題曲への応募用として作曲したものです。

春は誰もが愛する季節。
草木は芽吹き、陽光は身体を暖かく包み込み、風は心地よさを倍増してくれます。
そんな季節を迎えると、気分も晴れやかになり外へと繰り出したくなりますよね。
私はもし「春色」とはそんな色かと尋ねられたら、きっと上記のような気持ちを表す色だと答えるでしょう。
それは決してみんな同じ色ではなく、人それぞれの楽しげな気持ちを表す魅力ある色だと思います。

『そんな素敵な色で彩られた扉を開いて、未来へと歩き出していこう』

... そんな気持ちを込めて作曲しました。


曲は楽しげな気分を出す為に6/8拍子にしましたが、3/4拍子と6/8拍子が混合するリズムが多々あります。いわゆる遊び心ってヤツですね。(笑)


● 2003年、JBA(日本吹奏楽指導者協会)下谷賞選考会「佳作」(第2位)

○ 楽譜:未出版

この作品は、航空自衛隊創設50周年を記念して作曲しました。
と言う事で「空」をテーマに6つの表題を付け、切れ目無く進んでいきます。

1 序奏
2 テイクオフ
3 優雅な舞
4 積乱雲への突入
5 神秘の空
6 オマージュ

イメージとしては、自分が壮大な大空に向けて飛び立つ一機の飛行機のパイロットになり、地上から見上げる空ではなく、空中から見上げ、また時として空と一体となった時を表現しています。



初演:航空自衛隊合同音楽隊(2004年)

○ 楽譜:未出版
この曲は、2004年に課題曲応募用として作曲した作品です。


$てつやんの作品紹介-風の音に乗って


当然1次審査「選外」通知が来てガックリしていたんですが、その年の秋に行われた自由演奏会作曲コンクールに多少改訂をした版で応募をしたところ、見事に最優秀賞を受賞。
授賞式は横浜で行われた自由演奏会だったんですが、その日は富士市で審査員を務めており、審査が終わってから大急ぎで横浜の会場へ向かった記憶があります。
(当然、最寄りの駅からはダッシュでした...。)
その後、響宴VIIIで初めて選曲され、その流れでCAFUAレコードより楽譜もレンタルされる運びとなった他、土気シビックWOの皆さんによってレコーディングされました。

$てつやんの作品紹介-土気vol.12
宇宙の音楽 - 土気シビックウィンドオーケストラvol,12


曲は、春の季節に自転車でサイクリングをしている様子を表現しています。
春に自転車に乗ると、風が心地よく気分をハッピーにさせてくれますよね。
また、周りは多くの花々や新緑で彩られ、一年で一番華やかな時期でもあります。
そんな情景を浮かべつつ、周りで行われているお祭りや遊びなどを打楽器を利用して表現しています。

一般的なマーチテンポよりも速いテンポ設定の方がいいと思います。



楽譜:CAFUAレコード(¥15,000 レンタル)
演奏:宇宙の音楽 - 土気シビックウィンドオーケストラvol,12
この作品は、2003年の課題曲に応募(マーチ以外の曲のみ)した曲。
マーチ以外の曲としては初めての作品です。

曲は、シルクロードを日本の古都からさかのぼる架空の物語を表現しています。
(本来は、日本へ向けてシルクロードを旅する)

和を臭わせる曲調ですが、完全なる「和」ではなく、どことなく民族性を感じる旋律やハーモニーを持たせる事で、アジア諸国の雰囲気が出る様にしました。

前半部分は叙情的な風景や人々の暮らし等、古き日本を表現しています。
中間部の旋律は正にアジア民族を表しており、この曲の中では重要な部分です。
後半ではマーチ曲調へと移行しますが、ここは日本とアジア諸国の民族が手を取り合い助け合って前へと歩んでいこうという願いが込められています。
(前半のモチーフと中間部の旋律が同時に進行します。)


● 2003年、JBA(日本吹奏楽指導者協会)下谷賞選考会「佳作」(第2位)

○ ウィンドアート出版(レンタル/¥18,000)