Stranger In The Darkness / Emerald Aisles 2001 | Tetsuya Mitani official blog

このミニアルバムは東京でエメラルドやってた2001年に発表した物です。


確か会場のみでの販売で半年もせずに無くなりました。


ショップに納品したり、地方に発送したりはした記憶がないです。
マンドレにはあったかも?


最後の一枚を販売したは、ESPのホール。
そんな事は覚えてる(笑)



今日当時を知ってくれてる方と色々やり取りしてて、振り返っていました。


レコーディングの現場でも結構ダメだし貰って。結構悩みました。
何がダメなのかは自分で考えようと敢えて聞かず、プレイを見直したり、

音楽理論も勉強しました。

簡単なギター理論的な本から、本格的な学典まで読みあさって。
適当なタブ譜見ながら今までコピーした曲を分析したり、ピアノを弾いたり。


とにかく良い曲を書きたい、ってのが第一だったのは変わらずで、

理論を勉強した事で作曲の技術も上がったと思います。


理論を知ってしまうと形にはまってしまう。とネガティブな意見も聞きますが、

違うかなと思います。使い方次第かなと。


出来ない、分からない、ならどうするか。別の確度から見ると開ける事もあるんで。
知らずでも出来ると、知らないから出来ないは違うし。
知らなくても出来てた事もあるし。


表現したい物を表現出来るようにする為には技術は必要で。

それは作曲も同じと思います。人によるでしょうが。


理屈から曲は作りませんが、ヒントにはなるんで。迷った時に頭の隅から引っ張り出すみたいに。


速く弾ける事も必要やけど、それよりもっと大切な技術がある。
そういうのは実は大阪帰ってから活動を再開してから分かった事の方が多いです。
それはリズムに尽きたりするんですが。


この頃は上部の技術至上主義でしたね。
その後エメラルドでライブやりながら色々レコーディングしたりする中で「なんか違う…」って

思い始めたのがこの頃です。






そんなんじゃ結局上手く行かないし、悔しい思いもする訳です。


ムンストもエメラルドもそれまでやってたプレイと全然違うんです。
大阪のライブハウスで活動始めて、回りみたら皆上手いし、

これじゃああかんって思って。それが=速弾き。となったのは若さで(笑)

なんでそんな事出来るの?って思うのは昔から。

じゃあ違う事やろって俺はいつも考えてしまいます。


このアルバムが無かったら今の俺は間違いなく無かったです。