パスカルを聞いたことない人はいないと思う。
・パスカルの法則
・ヘクトパスカル(気圧の単位)
で有名である。
また、
「人間は考える葦である」
でも有名。
頭がいいから、数学、物理、哲学と才能を発揮したようである。
今回、例によってNHKの名著シリーズを読んだ
が、ひどい本だったので、頭に入ってこなく、あまり理解できなかった。
しかし、せっかく苦痛に耐えて読み切ったので、理解できた部分だけでも記録として残しておきたい。
1.人間の本質は考えること
人間は考える葦である
とは、パスカルによると次の通りの意味である。
↓
↓
↓
人間は弱い(葦は弱い草)。
宇宙に押しつぶされてしまう。
しかし、自分が弱い存在だと知っている。考えることができるからである。宇宙は考えることなんてできない。
その点で優れている。
パスカルによると考えることこそが人間の尊厳であり本質であるという。
本のタイトル、パンセはフランス語で考え、思想、思考を意味する
考えることが大きなテーマとなっていることがわかる。
2.死について考えてしまう
パスカルによると
人間は産まれながらにして不幸である
という。
それは、生まれた瞬間に死に向かっているからである。
先述したとおり、人間の本質は考えることである。
そのため、ふとした瞬間に死について考えてしまう。
何かに熱中しているときには、死のことを考えずに済む。
逆に(死について考えてしまうため)
家の中で何もしていないときが一番の苦痛である。
理解できたのはこの程度。
・考えることが人間の尊厳(優れている点)である。
・人間は産まれながらにして死に向かっている点で不幸である。
・家の中で何もしないでじっとしていると死について考えてしまうため苦しくなってしまう。
つまり、何か熱中できるとこを見つけた方がよさそうである。
例えば、投資の神様「ウォーレン・バフェット」が90を越えて生き生きしているは、仕事に熱中しているからかもしれない。