論語ってなに
孔子(こうし)紀元前552年または紀元前551年 - 紀元前479年)は、春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。
内容は、人としてのあり方、精神、処世術、学問などを孔子が語る感じになっている。
有名な
「温故知新」、「過ぎたるは及ばざるが如し」、「己の欲せざる所は人に施す勿れ」
などは論語の内容である。
何を読めばいいか?
論語を全く知らない人は何を読めばいいかというハナシ。
私が読んだ本を紹介していく。
実は、論語はボリュームも大したことなく、内容も難しくないため「論語入門書」的なのを読まなくていい気がする。
ということで、これを読んでおけば間違いない。
原文+専門家のきちんとした現代語訳が書いてある。
私はこれを3回読んだ。
面白い。普通に読み物として◎
孔子や弟子たちの人物像に着目しており、論語の内容、イメージが頭に入りやすい。
「なんとなく論語の雰囲気だけ知れたらいいや〜」くらいの人にはオススメ。
意訳が気になる。
筆者は元高校教師であるためか「?」の訳が多い。
さらに、意訳だけならともかく明らかに自分の解釈も入っている。
細かい例を挙げると、「恕」の話ばかり取り上げ、論語の最高の徳目とされている「仁」の話がほとんど出てこない。
「恕」単体での登場回数は論語全体で1〜2回しかない。少なくとも10回以上は登場している仁について触れないとなると、もはや筆者の偏った解釈と言わざるを得ない。
高校教師ではなく、専門家に依頼した方がよかったのではないか。
流行りの本。
渋沢栄一が大河ドラマになったので、当時有名になった。
が、読んでるうちに飽きてきた笑
自分の苦労話や教訓話が多いからである。
論語に関する本というより、啓発本みたいな気持ちで読めばよかったかも。
この眠れなくなるシリーズは総じて面白くない。
中途半端で全く頭に入ってこない。
そもそも、論語で図解する意味あるのか笑
Amazonのプライムリーディングで無料で読めるため、どのくらいつまらないか興味がある人は読んでみて笑
まとめ
なぜかは分からないが、原文とセットで読むと結構頭に入ってくる。
したがって、「超訳」系はオススメしない。
ある程度、ちゃんと論語に触れたい人は
岩波新書の「論語」
入門版だけでいい人は
井波律子の「論語入門」
で間違いないと思う。
※おまけ
プーさんの論語という本があって買って見たけど、これは論語とは別物として考えた方がいいかも笑
あくまでも、子供用