公務員試験に限らず、あらゆる勉強や資格試験に使える方法である。
要点だけ紹介するので、是非参考に!
1.メインは問題集
参考書や教科書をちまちま読むのではなく、基本は問題集を何度も繰り返すことを行う。
したがって参考書や教科書はざっと読んで科目のイメージだけつかめればOK。
2.問題集の使い方
問題はいちいち考えて解かない
これが鉄則。
理数系の科目であれば、回答はメモしておいて、その解法(途中の式)のみ繰り返す。
迷ったらいちいち悩まずにすぐに解法の答をみること。数学的に考えるのではなく解法のパターンを頭に叩き込む。
文系の科目であれば、問題集に解答や間違っている部分の修正を容赦なく書き込む。
こんな感じで、問題集を教科書のように書きかえる。
それを読み返すだけである。
3. 横の復習
問題集は3日連続で同じ問題を繰り返す。
具体的に以下のとおり進める。
1日目:問題を解く。
2日目:1日目に解いた問題を復習してから、新しい問題を解く。
3日目:1日目、2日目に解いた問題を復習してから、新しい問題を解く。
4日目:2日目、3日目に解いた問題を復習してから、新しい問題を解く。
こうすれば、同じ問題を3回連続で解くことになる。
これを横の復習という。
4.縦の復習
横の復習で問題集を一冊やり終えたら次は、全ての問題を一気に解く。
これを縦の復習という。
なるべく時間をかけずに1〜3日程度で一気にやることがポイント。
あとは、縦の復習を2回3回と繰り返して問題集をやり込むこと。
まとめ
・基本は問題集で勉強する。
・問題はいちいち考えない。問題集を教科書のように使う。
・横の復習→縦の復習→縦の復習を繰り返す
一応、公務員予備校には通っていたが、授業は数的処理しか受けず、あとはひたすらこの参考書のとおり勉強した。
今になっても使える最強の勉強法だと思う。
ちなみに、この本は記憶の定着の観点から効率のいい勉強法を推奨しているだけで、裏技的なものではない。
結局、気合入れて勉強しなければならないことには変わりないのでそこは注意。