天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり



小〜中学生でも知っている福沢諭吉「学問のすすめ」の一文。




結論からいうと、これは

「差別はよくないよ」といった類の話ではない。




コトバンクでさえ次のとおり書いてある。


https://kotobank.jp/word




実際に「学問のすすめ」を読むと


平等なのは生まれたときだけであり、その後は貴賤・上下の区別がつく


という主旨のことが冒頭わずか2ページに書いてある笑い泣き




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手足を使う簡単な力仕事をする人は地位の軽い人という。


学ばない人は貧乏で地位が低くい人となる。


ということも書いてある。




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むしろ、差別主義者じゃん



現代なら炎上だな、笑



↑炎上した広瀬すず




学校の先生は、授業でこの一文を引用して
「諭吉は人類みな平等と言っている。だから差別しちゃダメ」と言っていた気がする。
違う、笑



そもそも、

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり

末尾の「〜と云えり」とは、
「〜と(世間の人が)言っている」の意味で福沢諭吉の主張ではないことを示している。




福沢諭吉がいいたいのは、

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生まれたときは同じと言われているが、その後で差がつくぞ。

だから学べ!!


後の章では、命の重さは同じであり、基本的人権を他人が侵害することはダメだと言っている。


しかし、これは封建時代の「切り捨て御免」、「武家による横暴」といった無茶苦茶なレベルの話である。



いずれにしても、「差別してはいけない」とかそういう話をしたいわけでない。



割と、勘違いしてる人多いかもびっくり



興味のある人は読んでみてください。
冒頭2ページだけでも笑