天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり
小〜中学生でも知っている福沢諭吉「学問のすすめ」の一文。
結論からいうと、これは
「差別はよくないよ」といった類の話ではない。
コトバンクでさえ次のとおり書いてある。
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実際に「学問のすすめ」を読むと
平等なのは生まれたときだけであり、その後は貴賤・上下の区別がつく
という主旨のことが冒頭わずか2ページに書いてある
学校の先生は、授業でこの一文を引用して
「諭吉は人類みな平等と言っている。だから差別しちゃダメ」と言っていた気がする。
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違う、笑
そもそも、
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり
末尾の「〜と云えり」とは、
「〜と(世間の人が)言っている」の意味で福沢諭吉の主張ではないことを示している。
福沢諭吉がいいたいのは、
後の章では、命の重さは同じであり、基本的人権を他人が侵害することはダメだと言っている。
しかし、これは封建時代の「切り捨て御免」、「武家による横暴」といった無茶苦茶なレベルの話である。
いずれにしても、「差別してはいけない」とかそういう話をしたいわけでない。
割と、勘違いしてる人多いかも![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
興味のある人は読んでみてください。
冒頭2ページだけでも笑