「フルサトをつくる」伊藤洋志×pha著

共に京都大学卒の30代著者2名が、和歌山県に「フルサト」をつくった実体験の指南書

 

1.手に取ったきっかけ

僕自身、和歌山県出身で、定年か、親の介護か、子離れか、いずれかの段階で地元に戻るか、または大阪との二重生活となるでしょう。

消極的なⅠターンではなく、和歌山が好きですし、何らか地元に貢献したい想いもずっと持っています。

その想いが「パラレルキャリア」を実践する大きな動機でもあります。

 

・定年後、親の介護の為に仕方なく地元に帰る。通う。

・パラレルキャリアとして地元にも活動拠点を構え、地域活性化に貢献し、親と共に次の人生を楽しむ。

 

表面的には同じですが、準備次第で180度違う人生を送る事になるでしょう。

この話をすると「気が早いね」とよく言われますが、キャリアと仲間を作るのに5~10年は必要と思っています。

幸いにも、故郷と呼べる場所はありますが、自分にとって真の「フルサト」に成り得るかどうか、さらに言えば子供や孫に「フルサト」を残してやれるかは、これからの自分次第です。

 

長くなりましたが、そのヒントを得るために、手に取りました。

 

2.気付き

漠然とですが、大阪での経験や拠点を活かして、都市と地方の情報格差を埋める事が、地元の役に立つのでは、と考えていました。

商売をしている実家の店舗を改装して、情報発信と交流の場としてブックカフェを開業しようか、とも。

 

著書に事例として紹介されている「bookcafe kuju」

まさに、僕が漠然と描いていた「場」に近いイメージ。

将来のブックカフェを具体化することができました(^^)

 

地方の小さなブックカフェで開催される、読書会やライブ、ワークショップ、楽しそうですね♪

「情報交流」だけではなく、「文化交流」という枠で捉えると、一気に幅が広がりました。

 

3.アクション

近く帰省します。情報感度を上げて、具体化に向けた情報収集をします!