神は7日間で創世した。
天と地と、その万象を完成させた。
そして東の彼方、エデンにひとつの園を創造した。
そこには命の木と、
善悪の木と、
人の姿形をした一対の男女と、
ひとつの川があった。
エデンから流れ出でたその川はやがて4つに分岐して世界を潤していった。
そして時は流れ、
エデンから派生したティグリス川、ユーフラテス川流域で、ある文明が生まれた。
後に世界最古の文明、メソポタミア文明と呼ばれることになる。
文明の発展によって多くの人がメソポタミアに集まってきた。
やがて人々は村を形成し、都市ができた。
次第に人が増え、争いが生まれた。
王は民衆を支配、管理しようとした。
そのため神権政治を行ない、階級社会を作った。
そして民衆から集めた富で大規模な農業を始めた。
広大な大河による灌漑農業の始まりである。
この農業の導入によりさらに都市は栄えた。
しかし大きな問題が生まれる。
それはたびたび引き起こされる大洪水。
そして彼らは知ることになる。
この大洪水は偶然に起きているわけではないことを。
なぜならこの大洪水には、周期がある…!
また彼らは知ることになる。
海の高さが常に一定ではないことを。
一体なぜ、、、??
続